銚子・角巳之・三代目

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河童(共生のこと)②

2022年02月26日 | 日記・エッセイ・コラム

調べてみると全国各地に河童伝説が山ほどありました...。妖怪なのに何故か憎めなく、恐ろしさ
どころかユーモアすら感じる。このユーモアということ、ただ笑いを取るだけでなく品格や気遣
いなど、人の気持ちの深いところを知らなければ決して表現できる領域ではありません...。

頭の上に皿が載っており、これが渇くと死んでしまう...から始まって、河童の生態(想像上の)
枚挙に暇がありません。いたずら好きで悪さもするけれど、改心するや今度は人のために田植え
や稲刈りなどを手伝うなど、義理堅い一面も多数、全国の河童伝説に描かれております...。

この場(写真)は、碑の文章通り...。ここは河岸であり漁業者が多く集まっていたところ...。
かっぱハウスの案内を見ると、母子河童の子供を客人がふざけて傘で叩いた。河童は夜に再び
やってきて、悪いことをしていないのに何故いじめたのか?と咎めて利根川に戻って行った...。

河岸の人々は、河岸の船や働く人を守ってくれる河童に悪いことをした...と謝った。以降、
この河岸では怪我をする人も難破船もなく大いに繁盛した...と。さらに河童は綺麗な水にしか
棲まない...。人と河童が共生できる水環境、銚子の町おこしを記念して...と(続きは次回に)