銚子・角巳之・三代目

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水産白書2020-③

2021年06月13日 | 日記・エッセイ・コラム

魚は割高で、調理法分からず(しかも面倒くさい)食べたい魚が入手できるかどうかも分からない。
その点、肉はいつでもあるし、調理も比較的簡単...。では魚は食べたくないのか?という質問に対し
ては、多くの方が食べたい...と回答。健康のイメージも強いようです。

魚は食べたいという人が多いのに、消費に繋がらないのは割高...等々の理由...。ならば問題を解決
したら魚食は増えるのではないか?当然こう考えます...。そして、これがマーケットインという表現
に繋がることなのですが、生産者目線で商品を一方的に押し出していないか?という事であります。

これは白書ではありませんが、最近美味しい魚(加工品含む)を食べていない...そんな耳の痛い話を
聞くことが有ります。もしかしたら消費者(お客様)の嗜好が変化しているのに、我々提供側が適切
にそれを捉えきれていないのかもしれない...。商品、提供方法、食べ方提案...等々。

タレメーカーさんに聞くと定番の煮魚のタレよりも、アクアパッツアやブイヤベースのタレの売上が
勝っている傾向が強い...と。にも拘らず、提供される魚は煮魚用...。こういうところを丹念に探して
いくと、まだまだ魚食の広がりの余地は見出せるのかもしれない...(続きは次回に)