銚子・角巳之・三代目

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水産白書2020②

2021年06月12日 | 日記・エッセイ・コラム

従来であれば、現在の漁業者の数、水揚げ量...等々、生産の動向から入るのでしょうが、マーケット
インと冒頭に書かれている訳ですから、まずは消費の動向を...。魚の消費量は平成13年(2001年)
の一人当たり/年間・40.2kgをピークに減少を続けております。

平成23年(2011年)には、肉の商品量が魚の消費量を上回り、以降ずっと肉の消費量が多く
なっております。令和元年(2019年)に魚の消費量は23.8kgとなり、ピーク時の半分くらい
にまで消費が落ち込んでおります...。

他方、消費者(お客様)はどう感じているのだろうということですが、各種アンケート等にて、
健康なども考えて魚はもっと食べたい。だけど...。肉に比べ割高、調理が面倒...等あって、なかなか
魚に手が出ない...。これが実情のようです。

現在の私の仕事は、肉も魚も両方販売しておりますので、この事実微妙なのですが、今回は銚子在住
蒲鉾屋のせがれ、元水揚げ作業員の立場で魚の応援記事を。元来、肉が?魚が?ということではなく、
双方のことを良く知ってバランス良く...と言うことでありますが...(続きは次回に)