イワシの水揚げを終えた船が出航して行きました...。その姿、何とも勇壮であります...。思わず
頭の中に“錨を上げて”のフレーズが出て参りました。錨を上げて!米海軍の軍歌と言いますか、
日本でも小学校の吹奏楽部等で良く演奏されているのを聞いたりします...。
錨を上げねば船は出航できない。から転じて、錨を上げよ。は、行動せよと同義語と思っており
ます。5月末日のメモリアルディー(米国の戦没者追悼式)で行われたコンサートがYOUTUBEに
ありました...。沿岸警備隊、陸海空の三軍、海兵隊...みな応援歌のようなものを持っている...。
錨を上げて...は、米国海軍の応援歌(この表現、適切かどうか分かりませんが...)アンカーズ・
アウェイ...。アンカーとは錨のことを指しておりますが、陸上のリレーの最終走者もアンカー。
アンカーとは船を定着させるとか、最後に登場し締めくくる...そんな意味も内包しているようです。
軍艦も漁船も船であることに変わりなく、海を守ること、国民を守ることに付いても全く変わり
ない。いつもそう思いながら船を眺めております。何よりも、錨を上げて!この響きはいいですね。
錨を上げれば出航...。短いながら緊張感を含んだ覚悟を表す言葉と思います。