震災後の様々な職業替えに付いては、何度か掲載したことが有りますので省略させて頂きますが、
現実は、何屋さん...と明快に答えることが出来ないほど、様々なことをしていた。要するに生きる
のが精一杯であった...こういう状態でありました。ただしそんな状態だからこそ見えたことが...。
こんな状態にも関わらず、いろいろな頼まれごとが結構多くありました。今にして思えば、
面倒くさい事、手っ取り早くお金にならないこと、便利じゃないこと...等々。ただしこの領域に
こそ、お客さんの要望(需要)が潜んでいることに気付いたような気がします。
仏教の世界で観音様は33(徳王観音、威徳観音...、こういう姿・形・役割の違う33通りのお姿)
で悩める衆生を救う...と。観音様を持ち出すこと甚だ不埒ながら、いるのは目の前のお客さん...。
変わるべきは私自身...。俺の作った商品は世界一、売れねえのはお客がバカだからよ...(論外です)
後に某お役所の方に、ファシリテーターと言われ、言葉を知らずにファシリをパシリ(使い走り)
と聞き間違え、ああそういう部分あるなと思い、次に地域商社と言われ、何か格好いいな...と。
実に多くの方々が集まる場もできてきた11年目の何でも屋(現在、地域商社)であります。