かつて千葉県内の直売所さんでお世話になっていた頃（１０年以上前ですが）、お客さんからトマト
ありませんか？と問われ、売り場にトマト山積みになっておりましたので、あそこにありますと申し
上げたところ、いやトマトないです...？ どういうことかと思いました...。
その直売所さんでは、すべての農産物に生産者の名前が記載されており、お客さんの間ではそれぞれ
ご贔屓の生産者さんがいて、このお客さんは、自分がいつも購入している生産者のトマトが無い。
ということをおっしゃられていた。と後ほど気付きました。熱烈なファンなのだそうです。
先般TVで、マスクの特集してまして、ここでも...。あるのに、ない...と。東京新宿・新大久保あたり
では、一時の狂乱価格が一段落し、当時の半値以下でも売れない...と。在庫は山積みになっているのに
お客さんからマスクありませんか？...。要するに国産マスクありませんか？ということのようです。
今まで、マスクの原産（製造）国を気にしたことはありませんでした。中国産が、日本産が...という
話は今回は抜きにして、あるのに、ないという現象。少し考えて見ようと思った次第です。あるのに
ない...。選択できるということですから豊かな証拠でありますが...。続きは次回に。