底引き解禁、水揚げ再開されました...。やはり海上は荒れているようで、小型底引きは昨日のうちに
帰港。沖合底引きだけ本日の入港となりました。小型底引きは３人乗り、９㌧未満と船体が小さく、
風、波の影響を受けやすく、出漁しても戻って来るケース多いです...。
小底は時に１週間も１０日も出られない日があり、船の方々にとってはその間、収入が無くなるという
深刻な事態でありますが、水揚げ後の魚を購入・販売している仲買人の方々も全く同じこと...。頼む出て
（出漁）してくれ。沖合大荒れだ...。そこを何とか...。じゃあ自分で獲りに行け...。良くある日常...。
さらに言うと、仲買人さんも大変だけれど、それ（魚）を待っているスーパーマーケット、街の魚屋さん、
最終的には食べる人（私たちすべてのことであります）...全部繋がっている。銚子以外の産地は水揚げ
あるだろうし、国内無ければ輸入すりゃいい...。ある意味正論ですが、ここで少し考えたく思います。
無ければ（国内外）違うところで買えばいい。ただし買えなくなることは？運べなくなることは無いだ
ろうか？コロナ禍、巨大台風など、生活様式が変わる、インフラが寸断される...。自然相手に人間は無力
ですが、無力に気付けば行動が変わる。生産者への感謝、食べ物は無駄にしない。自戒の念を込めて。