本日9月1日...。銚子近海の小型・沖合底引きは資源保護のための休漁期間を終え、本日より出漁
解禁となりました。昨日、小型底引きの船頭さん方に話を聞きましたところ、9月1日午前5時に
出漁するとのこと...。銚子港へ帰って来るのは、9月2日午前6時頃かと思います。
海を眺めておりましたら、かなり波が立っており、天候次第では戻りかもしれませんが、それでも
底引き漁解禁。これからまた魚の話題が増えていくことと思います。15年前、解禁日に出漁した
小型底引きは23隻。本日出漁は6隻。この6隻が銚子漁協所属の小型底引船。全てであります。
見慣れた風景も時間と共に、その様子は大きく変わって参ります。写真は過日掲載の河口堰の真ん中
あたりから、利根川上流を...。自然の風景も変わらないと思いながら、良く目を凝らせば護岸の修復
やら、魚道の整備やら、変化の予兆はあちらこちらにあるようです...。
小型底引き、沖合底引きの停泊場所は数十年変わらず。いつも見慣れた停泊場所の風景も、実は毎年
風景が変わっており、気付いた時には小型6隻、沖合5隻を残すのみ...。であります。漁業の町に船が
いなくなっていること...。このことを厳粛に受け止めねばと思う、令和2年9月、底引き解禁日であります。