銚子・角巳之・三代目

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養鶏場にて(番外)

2020年08月21日 | 日記・エッセイ・コラム

ケージ(檻)で飼育しても、放し飼いでも、卵は卵...。どちらも現行の畜産関連法規に違反する訳でなく、
健康を害する訳でもありません。需要があるから供給しているのであり、最終判断はお客様...。食べる人の
考え方が生産方法を決めている...。そして、あなたはあなたの食べたもので出来ている。そんな時代です。

連載させて頂いた放し飼い農場は、主要なエサ・トウモロコシはNON-GMO(遺伝子組み換えしていない)
PHF(収穫後、農薬散布していない)等、様々な自主基準を設けられています。熱狂的なファンが存在
しており、自己満足だ、何だと言われても、正当な労働の対価を得て、キチンと事業継続されています。

養鶏場の外に、猫が2匹おりました。養鶏場の外の雑木林に住み着いてしまったそうなのですが、この2匹、
農場の方々にエサを貰う代わりに、飼料貯蔵庫に侵入しようとするネズミを追い払ってくれ、鶏さん達には
決して近づかず、日がな一日養鶏場防衛をしてくれているようです。まさに猫の恩返しであります。

コロナ禍で、健康のことを考えることが多くなった昨今、如何に食べ物を選ぶか?ということ、重要になって
来たように思います。作って貰わねば食べることは出来ず、家畜や生産者の日常も食べ物の一部...。そんな
関連を考える契機にしようと思っております。猫の生き方(お互い様)にも見習って...。