銚子・角巳之・三代目

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狂い咲き!

2020年08月07日 | 日記・エッセイ・コラム

季節外れに花が咲くことを“狂い咲き”などと言いますが、この現実(写真)これは狂い咲きなのでしょうか?
写真の腕前が相変わらずで、もう少し綺麗に撮ってあげられれば良かったのですが、真綿色したシクラメン
この真夏に、咲いております...。中を覗くと次の候補(つぼみ)もちらほらと...。

夏にシクラメンが咲く。専門家に聞くと、このこと自体はあまり珍しくはなく、時々夏に咲くものも見掛けますよ。
とのことでした...。私の悪いクセで、夏にシクラメン?何故?どうして?...とその現象を明らかにしたくなって
しまうのですが、これ以上の追及は野暮と思いましたので、本日理屈は抜きで...。

狂い咲きという言葉を辞書で引くと、確かに季節を違えて咲くこと。とありますが、もう一つ、盛りを過ぎたものが
ある一時期、勢いを盛り返す...とありました。何故か事業承継と言う言葉を思い出しました。苦労に苦労を重ねた
先代が、事業を後継者に譲る...と決めるも、間際になって...。辞めるの止めた...。凄まじいパワーで前言を翻す...。

事業を起こす方のパワーは凄まじいものがあります。誤解を恐れずに言えば、ある種の狂気が宿っている...。その
狂気は、年を取って丸くなったからと言って消えることはなく、勝負どころでは必ず湧き出て参ります。夏に咲く
シクラメンに理屈が不要と同じように、事業承継に理屈不要...。狂気と対峙する覚悟...。なんだろうと思います。