本日８月４日...。本来であれば大潮祭りが行われ、お神輿が出て、漁の安全と豊漁を願う日...でありましたが、
例の問題にて今年は中止。漁業関係者だけ規模を小さくして、神事だけ執り行うとのことでありました...。
現世の禍が、神事にまで影響を及ぼす...。致し方ない事なのでありますが....。
そんな最中、今年もサンマ船は出漁準備に余念なく、御覧のような姿になっておりました...。写真下は毎日
読んでいる業界紙ですが、楽観的な記事は一つもなし...。それどころか、過去最悪はじめ悲劇的な記事が
並んでおります。一般紙でもTVでも、今年のサンマは厳しい...。初サンマが6,000円／尾だったとか...。
先日、所要有りまして茨城県内の農産物直売所を訪れました。キャベツ1個...、何と400円。そういう時代...、
ビックリしてはいけないと思いながら、ビックリ...。サンマは1尾100円、キャベツも1個100円で買えるもの、
そんな固定観念、もうとっくに壊れているのです...。これからの食べ物のこと、真剣に考えねば...。
サンマの不漁については、乱獲、魚種交代期など諸説ありますが、自然の事ゆえ何が原因か実は良く分かって
いないらしい...。サンマに限らず自然相手の収穫物は分からないことだらけ...。分からないのに安定を求める
この矛盾に気付き、発想を変え、行動を変えないと...。生活様式の大転換を迫られている昨今であります...。