銚子・角巳之・三代目

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六然訓(りくぜんくん)①

2020年01月26日 | 日記・エッセイ・コラム

不安の多い時代になっているようです。その正体は何であるかは不明ながら、漠然と...不安。恐らく、
既存の枠組みがあちらこちらで制度疲労を起こし、それが評論レベルで語られているのなら、まだ余裕も
あるのでしょうが、どうもみな“当事者”だ...。自分の事として捉えると、じっとしていられない...。

今度は大変だ、大変だと騒ぐ...。流行り言葉が並ぶ...。難しい用語、横文字...さっぱり分からないし、
考えると怖くなるので、今度は思考を停止する...。そんなこんなで時間は過ぎていくが、目の前にある
不安の雲は晴れるどころか、どんどん厚くなっていく(ように感じる...)

従前のことに従っていれば、それはそれで不満もあるけれど、こんなに不安が募ることも無かった...。
毎日、事務所に集まってくる農業者、漁業者の方々も同じように感じているようで...。キャベツさえ作って
いれば、サバさえ獲れれば、会社員の方々は定年まで勤めあげさえすれば...。何とかなったのに...と。

これが大きな変化の時代に生きている。ということなのでしょう。不安の反語は安心...。安心の領域は数字
で表せる世界ではなく、心の様相...。もうすぐ決算か、来期どうする?資金繰りは?...あれこれ考え、考える
ほどに不安だな~と。そんな折、先輩方から六然訓(りくぜんくん)なる言葉を賜りました。詳細次回に。