銚子・角巳之・三代目

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春遠からじ②

2020年01月08日 | 日記・エッセイ・コラム

ここは、特別鳥獣保護区であるだけでなく、20年以上前から“田んぼの生き物調査”を行って来た
場所(地域全体)...。当初、田んぼに入ってメダカの数を数えて何になる...等々、否定的な意見も多かった
ように記憶しておりますが...(詳細バックナンバー参照)

最近でこそ環境問題が盛んに取り上げられており、主語は人間、人間の都合で語られることがしばしばであり
ますが、環境とセットで語られる時、人間多様性ではなく、生物多様性というのは何故だろう...。そんな事を
思いながら10数年間この活動(田んぼの生き物調査)に参加しておりました。

写真の白鳥はじめ、動植物は自らの意思を言葉で示さ(せ)ない...。人間のように言葉にすると、そこに
自らの都合や思い込みが加わり、真実は歪曲される。が、動植物は自らの環境が(自らが行き難い状況に)変化
した時、そこから去る、あるいは死に絶えるということでしか意思を示せない...。

聖書にも収穫する時はすべてを刈り取ってはいけない。なる教えがあるようで、これは生活に難儀している隣人に
分け与えよとの博愛精神だけでなく、確か鳥たちのために...、そんな記述’(或いは補足)あること聞いたことが
あります...。続きは次回に。