銚子・角巳之・三代目

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四知の...。

2020年01月24日 | 日記・エッセイ・コラム

一昨日の帰途...。事務所を出ようと思ったら窓辺が一斉に明るくなり...。二艘巻きの出漁時間だったようです。
日中、その二艘巻きの漁師さん方から、イワシ狙いに行ったらイナダ(ぶりの幼魚)が入り、相場もまずまず...。
何年やっても漁業って網を入れてみないと分からないね...そんな話を聞いていたところでした。

漆黒の闇夜に出漁するその姿、さながら忍者だな...と思っておりましたところ、家に帰ってTV付けたら忍者の
話...。NHKの歴史番組なのですが、食い入るように見入ってました。そこで出てきた内容、四知(しち)の伝...。
曰く、望・聞・問・切の四文字...。

同じ字で四知の教えというのは知っておりました。確か、隠し事をしたって、やがてバレますよ。だって、天知る、
地知る、子知る、我知る...(天も地も、貴方も私も知っているじゃないですか)そんな意味かと。忍者の四知の伝は、
情報収集、人物観察の心得のようなものでしょうか。

望=まず全体を観察する。聞=評判を聞く。問=直接質問する。切=行動を試して隠れた性根を知る...。お金、お酒....、
好きなもの(弱いもの)を発見したら、それで徹底的に試す...。いやはや忍者...、恐ろしいものです。忍とは心に刃...。
あの寒風、漆黒の闇の中を人知れず沖へ...。こちらも心に刃、生半可な気持ちでは務まらないな...と。