銚子・角巳之・三代目

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(迷い)カツオ!

2020年01月23日 | 銚子のうまいもの

カツオと言えば、太平洋沿岸の初夏の風物詩...。九州、四国で水揚げされた旬のカツオはサッパリとして
さわやかな味。さわやか故に、たたき等で一工夫すると更に美味...。銚子沖に来る頃には脂も乗って...。
これは何もせず、刺身...。ニンニク、ショウガをダブルで...。堪りません...。

北上して、秋になり主に東北で水揚げされる“戻りカツオ”...。こちらはさらにパワーアップ...。初ガツオ、
戻りカツオ...。ここまでは知ってましたが、最近は“迷いカツオ”...というのがあってね...と聞いておりましたが...。
ありました...足元に。最近この迷いガツオともいうべき冬のカツオ。銚子で水揚げされております。

大目流し漁と呼ばれる、目の粗い網を広範囲に流し、表層~中層を泳いでいる主にカジキ等を獲る漁船
で水揚げされております。銚子では晩夏から年末くらいまでサンマ漁を行い、漁期が終わったら船の装備を
変え、また来年の(サンマ)解禁日前まで大目流し漁を行う...。そこに入っていた迷いカツオ...。

写真中央がそれなのですが、この時期にカツオ?冷凍ですか?...と聞いて叱られた。という次第です。
豊洲ではクロマグロと同じくらいの高値で取引されているとか...。なぜこの時期に?等々、詳細は不明ながら、
まぎれもなく銚子港で水揚げされたもの。味は...、言わずもがな...(絶品だ!)ということであります。