田んぼの生き物調査は、20年ほど前に農協(全農グループ)が開始したと記憶しております。
当時、環境問題を語ること、余裕がある会社(や人)の戯言...。こんな雰囲気で、環境を語る前に
経済事業を何とかしろ...等々、農協批判、非常に大きかったように思います。
翻って現在、環境問題はコストでなく、マスト...。と言われております。経済事業に足枷をはめる
マイナス要因ではなく、それに対応出来なければ退場してください...そんな雰囲気になって参りました。
SDGs...最上位概念の時代、聖書記述の如く共生の時代かと思います。
農協という協同組合が、経済事業を越えた最上位概念にこの田んぼの生き物調査を持ってきて、
地域や次世代との共生を掲げたこと、今思えばまさに慧眼(けいがん)である...と。
これまた冬を経て、春を迎えていくのだろうと思います。人も組織も変わって参ります...。
今年も冬が来て、白鳥はじめ渡り鳥がやって参りました。私には毎日同じような環境に見えますが、
白鳥たちは春が近いことを感じているのでしょう、頻繁に飛行訓練するなど行動が変わって参りました。
冬来たりなば春遠からじ...。鳥たちの姿に勇気を頂いております。