銚子・角巳之・三代目

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海ゆかば②

2008年08月14日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_3556 昨日、投稿以外にもいくつか連絡を頂きました。かつては日本の“第二国歌”と呼ばれていた曲。いや曲と言う表現はあまりにも陳腐すぎる....。現代の繁栄が先達の犠牲の上に成り立っているとすれば、その犠牲になった方々のレクイエム(鎮魂歌)....。宗主国(植民地を支配する国)の方々が....。という投稿を頂きました。私もそんな経験をしました。これ日本人に教わったんだよ、これも、あれも....現代の繁栄は統治時代の日本人がその礎を築いてくれたんだ....。かつて台湾で....。台湾のおじいさん、おばあさん方、当時25歳前後の私に教育勅語知ってるか?などと言い、海ゆかば口ずさんでました。“海ゆかば”....、もう知らない世代の方が圧倒的。かくいう私も知らない世代に属しますが、聴くと何故か涙が出そうになるのは何故なんでしょうか?むろん私、思想的に左右でない、そう中道の一般人であります...。しかしながら、この詩を口ずさんだり、想う事は偏狭な国家意識を芽生えさせ、軍国主義礼賛に繋がる危険思想なんだとのご指摘も頂きましたが、本当にそうでしょうか?最近は、地域の誇り....。なんて言葉もダメなんだそうです。地域エゴに繋がり、最終的にはこれまた軍国主義に.....。何で....???。考える事を止めてしまい、何事にも無関心な方々が、とりあえず日本は戦争で悪い事をしたんだと言えば角が立たないから....という理由で歪曲されて自虐的な日本史を否定しない....。で、無関心が横行すると、極右、極左が出てしまうこと、洋の東西・今昔を問わず歴史が証明しております。地域問題も然りかと....。これから高校も大学も全入時代を迎え、殆ど競争らしい競争をしないまま入学を許可される。何の揺さぶりにもあっていない世代が18歳、或いは22歳を越えて社会に出る.....。選挙権は18歳に引き下げられる。憲法改正の手続きが容易になっていく時代に.....。昨日掲載しました“世代”の問題を強く感じている昨今であります。続きは明日。