銚子・角巳之・三代目

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アグリフード・エキスポ②

2008年08月30日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_3596 Img_3594 特徴的なこと、①たんなる農産物の紹介&商談ではなく、その地域そのものを売り込む。よく言われるモノではなくて、コト(生産者の想いや生き様、商品の物語....)を売る。②よって地域内あるいは地域間連携が不可欠となり、生産者だけでなく、県や市が一体となって動く....。ああ宮崎か、茨城か、...進んでるからな~と思っていたところ、知った顔が.....。銚子のお隣、旭市さんが単独でブースを持ってました。生産者の他、旭市職員さんも多数掛け付け、試食やら商品説明やらを非常に熱心に行っておりました。有名な山田町の直売所さんも.....。こういう“姿勢”は間違いなく伝わる....。地場産業を市を挙げて応援しようとする姿勢....。かつて“名門”と呼ばれた街が衰退する。衰退には何らかの理由があるのでしょうが、多くの場合、それに触れられることは少なく、責任転嫁され続け、気が付いた時には歯止めが掛からない....。他方、バカにされようと、批判されようと地道な活動を続け、気が付くと、ああ、あの街は活気があるね~。となる訳です。折りしも全世界的に食糧争奪戦の昨今、国内農畜水産業を地場産業に持っているところは、むしろ大チャンス到来であります。“ないものねだり”せず、地域内に“あるもの”を探し、“あるもの”と“あるもの”をくっ付ける。多くの場合、それは地元の人間には分からず、こういう場で自らが情報発信することでそれに気付く....。気付く為の感度を地道な勉強会等で磨く....。故あって、旭の取り組みを10年ほど前から知っておりました。本当に地道な活動の数々.....。現在、どんどん伸びていく隣人を前に、その先駆的取り組みを賞賛しながら、何故か心中複雑な思いであります.....。