銚子・角巳之・三代目

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金輪際(こんりんざい)

2008年05月27日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_3137 田植えの追跡レポートはこれから節目・節目で行って参ります。豊葦原の瑞穂の国の今。とでも題しましょうか。瑞穂の国は仏教の国であり、仏教は日本の風土と溶け合い、身土不二であるとともに、心の原風景を形成する非常に重要な場であったはずであると....。すべて考え方一つ、心の在りようが決める....。さて、仏教において、人間の心の在り方を六道(りくどう)などと呼んだりします。最悪の状態である地獄から餓鬼・畜生・修羅・人間・天と六段階に分かれております。人間は“じんかん”とも読み、読んで字の如く、人間関係を指すのだそうです。その関係が上手く行くと、天にも昇る。けれどそこは無常の世界。無常とは“常”が“無し” これが日常、通常と思っても、良くも悪くもずっと同じ状態ではいられない....。天に昇ってもそこは“有頂の”天であって、慢心からすぐに引き摺り下ろされる....。修羅に落ち、開き直って畜生となり、周囲が見えず餓鬼となり、いっそ死んでしまいたいと思い詰める....これが地獄なんだそうです。地獄の底には“金輪際(こんりんざい)”という際があって、最後はそこで跳ね返って再び上昇するのだそうですが、誰もその反発力を知らない。再び天まで昇る人、無限地獄に落ちていく人....すべて心が決める....と。仏道の世界から人を遠ざけるものは、慢心と嫉妬。慢心と嫉妬は比較しようも無いものを無理に比較した時に起こるんだそうです。確かに....。本日は突然何の話だ....と。思うところありまして。続きは明日。