銚子・角巳之・三代目

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再び・地魚寿司!

2007年01月29日 | 銚子のうまいもの

100_1107_2 先週に引き続き、今週も地魚寿司からスタートします。場所は前回と同じくIさんです。写真の全10カンのうち、フグは特製ポン酢で、と言う事で別皿で出てきました。その他の魚ですが、金頭(カナガシラ:ほぼホウボウと思っていいです)を除いて、弊ブログにて今までにご紹介させて頂いた魚ばかり。(カテゴリー:銚子の魚)を参照しながらご覧頂くと面白いかと思います。これが船から揚がったばかりの魚を、その日のうちに捌いた色です。食べ物の色というのは非常に重要で、食欲を増進させたり、鮮度判断の手掛かりだったりします。やはり鮮度の良いものは“美味しそうな色”をしております。写真の中に“イシナギ”があります。寿司で食べたのは初めてでしたが、先輩方が言う通りで、本当に美味しい魚でありました。こういう地魚ですが、色が原色に近いものは殆ど無く、淡い、あるいは薄っすらとした....、という表現が妥当かと思います。自然な色とはそんなものなのかもしれません。肉は酸素と触れ合うとブルーミング(花が咲くから転じて発色する)という現象が起きますが魚、特に白身魚は切りたての色を良く覚え、あとは舌の感覚なんでしょうね。白身魚フライと言うモノがありますが、この白身魚って何なんでしょうか...。食品が美味しそうに見えるからと発色剤や漂白剤を使うケースがあるようですが、如何なものでしょうか? まずは自己防衛。食材そのもの、本物の色を知っておきたいものです。