銚子・角巳之・三代目

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自給率250%!

2007年01月05日 | 日記・エッセイ・コラム

100_0972 銚子の魅力....。豪快な海岸線、温暖な気候、ちょっと(かなり?)お節介で口は悪いけれど、情の深い人々...。そして新鮮な魚や野菜...、思いつくままに書きました。銚子観光に来られた方々に聞くと一番の楽しみはやはり魚を始めとした“美味しいもの”らしい。確かに銚子には美味しいものが沢山あります。さてこの食べ物ですが、銚子はカロリーベースで自給率250%の街なのだそうです。人間が一日に食べるものをカロリー換算(2000キロカロリーとか)し、食材の生産力に当てはめて計算されたもの。日本の自給率は40%前後と言われていますが、この250%という数字、裏を返すと地域内の生産力が半分になって、輸入ゼロでも、地域内の人が腹一杯食べて尚余るという事。現実的にはこれら食材を販売して生計を立てている訳ですから、荒唐無稽な話と映るでしょうが、自給率が100%を割ったら自立国家としてみなさない。というのが世界の趨勢。食糧基地としての銚子という大きな使命を感じます。金額に換算すると自給率は700%を超えるとか。この数字は地域内の食材にまだまだ価値を見出されていないものが多いという証拠。今年はそれらを徹底的に掘り起こしたいと思います。ちなみに東京都の自給率はカロリーベースで1%未満。考えても見れば当たり前の事ですが、この当たり前がクセ者。これが生産と消費の距離を遠くしてしまい、食育という事を国全体で考えなければならないほど大きな問題となってしまった一因かと思います。