銚子は今まで地震による家屋倒壊がゼロなのだそうです。そう言えば、銚子周辺で地震が起こり、各地からお見舞いの電話など頂いた時も、相手が拍子抜けするほど影響が軽微。何故なんだろうと気にも留めておりませんでしたが、これ銚子の地盤が物凄く強い事に起因しているのだそうです。犬吠埼周辺には白亜紀の堆積物が残っていたり、銚子の至る所に見える断層や堆積物は日本という国の地質上の特徴を知る上で非常に大きな手掛かりとなるのだそうです。これまたそう言えば、高校の地学の授業で先生がそんな事を言っていたような....。地盤の強さを生かして、何でも銚子は東京都中央区と防災協定を結ぶんだそうです。東京で一大事があった場合、銚子が避難場所になったり緊急物資の手配・保管庫になったりするのだとか。これまた銚子の魅力の産物。目に見える風景とか、食べ物だけでなく“地べた”も魅力になるんですね。考えた人は凄いです。食糧基地であり、一大事の時の避難場所。東京~埼玉~群馬へと伸びる坂東太郎(利根川)も、新たな価値を見出されていくと思います(環境負荷の少ない水運業の復活とか)。銚子は利根川の終点です。水は高きより低いところに流れ、上流から下流を目指しますが、本年も下流域より上流に向けて情報発信して参ります。