銚子・角巳之・三代目

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振り子の揺れ

2006年07月26日 | 日記・エッセイ・コラム

100_0241 コンサルタントの方との話、沢山あるのですが、とりあえず本日で最後にします(また会いますので)。人間力と言う話が出て参りましたが、ITだ、先端技術だと言っている時代に何故?という事ですが、やはり世の中、振り子の揺れなのだそうです。振り子は右に振れれば、左にも同じ分だけ振れてバランスを取ろうとする。ITだ、デジタルだと、そちらの方向に振れが大きくなると、反対にアナログとか人間臭さなどに同じだけ振れる。つまり、時代遅れとか、非効率さなど、そんな領域、実は先端技術、徹底した効率化が進んで行けば行くほど、逆説的に昔の知恵や人間臭い非効率さなどに人間は惹かれて行くのだそうです。なるほど。と思うところがかなりあります。それと対“人”コミュニケーション能力。これは時代がどのように変わろうと絶対に必要だと言ってました。東京で長い間一人暮らしをしていたので良く分かりますが、東京は会話しなくても生活できてしまうところがあります。要するに便利なんです。便利であるが故に失うものも多い。振り子の揺れですから。最近はその揺れ幅が大きく、自分の座標軸を持っていないと漂流者になってしまうかもしれない。揺れが大きくなったら、間(ま)とか空白とか遊びとか、そういう領域が絶対に必要。そんな時代なのだそうです。身近で起こっている事と重ね合わせても、やはりなるほど。と思うところが多いです。