銚子・角巳之・三代目

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生き物調査①

2006年07月03日 | 日記・エッセイ・コラム

100_0155 昨日、銚子の隣・旭市で開催された“生き物調査”を見に行って参りました。首都圏からも沢山の方々が参加され大盛況でありました。すでにこの田んぼ、本年5月にこれら首都圏の方々の手によって田植えが行われており、その途中経過の確認を兼ねての行事だったようです。何度か掲載しておりますが、環境感受性の高い指標となる生物をみんなで探し、その調査結果をみんなで検討。その田んぼの環境を知り、その田んぼがあるが故の“価値”にみんなが気付く。地域の方々はそれが有るが故の環境を、首都圏の方々はその環境から出来上がった農作物を優先的に購買。過去に何度か見に行っておりますが、回を重ねるごとに参加者が増え、内容が濃くなっております。お子さん方は率先して田んぼに入り、泥んこになりながらザリガニやカエルを捕まえておりました。ゲームばかりしているのではなく、そういう環境を与えられれば、命の根源と言いますか、そんな世界を自ら学び取る非常に高い能力をお子さん方は持っていると改めて感じました。こういう“体験”を通じて学びえたものは生涯の宝だと思います。かつてはコシヒカリやササニシキ等といった“品種”が差別化、ブランド化の切り口でありました。ただこういう活動が広がっていくと品種だけでなく、首都圏のお客様、地域.......、みんなで作り上げた“活動”そのものが“ブランド”になって参ります。続きは明日。