銚子・角巳之・三代目

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オオクチイシナギ

2006年07月13日 | 銚子で揚った珍しい魚

000_1072 昨日のアブオコゼほど珍しくは有りませんが、これまた稀にしか見かけない魚。オオクチイシナギと言うそうです。“イシナギ”という魚は釣りの好きな方は聞いた事があるかもしれません。同じ種類かどうか分かりませんが、イシナギ釣りというと巨大魚との格闘というイメージが私には有ります。これを狙った事はありませんが、釣り番組で1mを越えるようなイシナギ釣りを見たことがあります。さて写真ですが、オオクチイシナギと、コクチイシナギの2種類がいるようです。口の大きさで判断するようですが、厳密な区分けは私には分かりません。浜の先輩に聞くと、とても美味しい魚だそうです。ただこの魚、肝臓に多量のビタミンAが含まれており、ビタミンAの過剰摂取による食中毒が懸念されております。厚労省の有毒魚通達に掲載されております(肝臓だけですが...)ビタミンAは沢山取った方が良いように感じられるかもしれませんが、ビタミンAは脂溶性(脂に溶ける)のため排泄し難く、許容量を越えると中毒症状を起こす場合があるそうです。あくまで肝臓を食した場合で、身を食べる分には何ら問題ないとの事。因みにビタミンCなどは水溶性(水に溶ける)過剰に摂取しても尿として排泄されてしまいます。それだけ体内に取り込むのも難しいので、果物などは沢山食べましょう。という事になります。