明日の予想。
東京メイン【NHKマイル】は3番アーバンキッド。【ジュニアC】時にマイルで大成すると思った馬。鞍上は今日ようやく乗れ始めたボウマン。十分一発がある。相手は4,5,6,7,8,10番。新潟メイン【新潟大賞典】は3番フルーキー。この馬の持ち味はタメたときの末脚。新潟外回りなら大嵌りする可能性大。相手は1,2,5,6,11,15番。京都メイン【鞍馬S】は14番ミッキーラブソング。最近の堅実差でそろそろ勝利がほしいところ。鞍上が川田に替わり負けられない。相手は5,6,8,12,15,18番。
実はこのほかに原稿もいろいろ書いていたら、保存が失敗してすべてが消え去った。よってこのような予想だけに・・・。スミマセン!
GWも残り二日となった。僕はというと熊本に帰ろうかとも思ったが、ボランティアの皆さんが多く熊本に入っているし、また僕の田舎(人吉)は地震の被害はほとんどないが、何かと帰ることで友達たちに迷惑をかけるのではないかと思ったので、カレンダー通りに仕事をすることにした。ただそれでも休みはあるわけで、予定を入れていない僕のやったことは言えば、映画2本(ディカプリオがアカデミー主演男優賞を獲った「レヴェント 蘇えりし者」,アカデミー作品賞を獲った「スポットライト 世紀のスクープ」)と猫の写真展「石原さくらのネコ日和」を観に行ったことと、船橋競馬を楽しみつつ、【かきつばた記念】、【兵庫チャンピオンシップ】、【かしわ記念】で勝負した程度。
映画の2本だが、まず「レヴェント 蘇えりし者」の方はディカプリオのための映画という感じ。ストーリーも単純だし、ディカプリオ頑張れ!って感じかな。ただディカプリオがここまで体張って、“生”に固執する姿はちょっと新鮮だった。映画としては「スポットライト 世紀のスクープ」の方が面白かった。僕たちが良くわからないカトリック教会のスキャンダルを新聞記者たちがカ暴いた実話を元にした社会派ドラマ。正直作品賞を獲るほどの作品かとも思ったが、まぁ底は日本とアメリカの教会に対する意識の差だろう。悪役のイメージが強かったマイケル・キートンはいい。また「石原さくらのネコ日和」は奥さんに誘われて行ったが、可もなし不可もなしという感じ。猫の写真自体は可愛いものが多かったがやっぱり岩合さんなどに比べると・・・。それにしてもGWのイベントもネコブームを感じますね。
そんなGW中のスポーツ界で一番大きなニュースと言えば、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターが、クラブ創設132年目で初めてプレミアリーグ制覇を成し遂げたこと。報道によると、奇跡の初優勝をつかみ取った同クラブ臨時収入の1億5000万ポンド(約235億円)を得る見込みとなるという。その内訳には、プレミアリーグの優勝賞金、チャンピオンズリーグ出場で分配される放映権料、スタジアムチケットや関連グッズの増収などに来シーズンのスポンサー契約料の値上がり、国際規模でのファンの増加による新規市場の開拓なども見込まれているようだ。いったいどれだけファンは増加するのだろうか。正直世界中で急増するファンの規模を正確に試算することは難しい。それでもアジアでは、岡崎効果で日本ファンが、オーナーを務めるヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ氏効果でタイファンが増加するのは確か。他にもアルジェリア代表MFリヤド・マフレズの活躍もあり、アルジェリア人のファンが増えているし、クラウディオ・ラニエリ監督の出身国であるイタリアでの人気が上がっているという。現にフェイスブック上でのレスターファンは今シーズンで以前の5倍以上に増加しており、世界のあらゆるスポーツチームの中で最も高い成長率である。ただこれから危惧されるのは資金力が豊富なビッグクラブから主力選手を引き抜かれること。これは避けられない事であるが、それでも一度とんでもない夢を実現させたレスターファンにとっては、来シーズンも夢の続きを見ることを強く願っているはずだ。おめでとう!レスター!そして岡崎!
最後にあちこちで紹介されているけど、このレスターの優勝がどれだけ凄かったのか、僕も一昨年の【凱旋門賞】でお世話になったイギリスのブックメーカーの倍率をみてわかってもらおう。レスターの開幕前の優勝のオッズは5.001倍だったらしいが、例えば「今年ネッシーが発見される」「オバマ大統領が月面着陸が嘘であったことを公表する」が500倍だからその10倍のオッズ。「ラグビーワールドカップで日本が優勝する」「ウィリアムズ王子に三つ子が生まれる」が1000倍だからその5倍となる。また「エルヴィス・プレスリーが生きている」が2000倍、「ローマ法王がレンジャーズでプレイする」が4000倍である。いかに今回の優勝がミラクルかがわかるだろう。そう考えると改めて凄い!
では明日の予想。まずは東京メイン【プリンシパルS】。本命は9番エフティスパークル。前走休み明けの未勝利戦が0.3差の楽勝。母は【オークス】2着のエフティマイアで、ここに来て府中2000mと相性良いハービンジャー産駒との血統は魅力的。相手は2,3,8,10,12,17番。京都メイン【京都新聞杯】は人気でも2番スマートオーディン。重賞2勝は共に32秒台の切れ味発揮。展開、距離は気になるがこのメンバーで凡走するようなら、この馬の実力もしれている。相手は3,4,7,9,11,13番。新潟メイン【駿風S】は13番プリンセスムーン。アドマイヤムーン産駒は新潟1000mとの相性が良いし、外枠もOK。相手は11,12,14,15,16番の外枠と1000m2勝の1番。
明日はゴルフ。あまりGWらしくない予定であるが、帰りの渋滞でGWの雰囲気を味わうことになるのかもしれない。
終わってみればサブちゃんの春の叙勲祝いだったんだなぁ。それに気づいていたら・・・。そのサブちゃんだが、今回の叙勲で芥川賞受賞作家の村田喜代子さん(71)、宝塚歌劇団出身のミュージカル女優鳳蘭(本名荘田蘭)さん(70)、女優の富司純子(本名寺嶋純子)さん(70)らと一緒に旭日小綬章を受賞した。気づいた時はときすでに遅しか・・・残念。
競馬が終わって男女のゴルフを観ていたら、男女共に同じような展開。男子『中日クラウンズ』では首位から出た片岡大育(27)がと2打リードで迎えた17番(パー3)でダブルボギーを叩き、終盤でキム・キョンテに並ばれた。その結果プレーオフとなり、1ホール目に約1mのパーパットを外して惜敗し、昨年5月「関西オープン」以来となる通算2勝目を逃した。一方、女子『サイバーエージェントレディス』では首位から出た福嶋浩子(38)が一時、後続との差を3打に広げたが、16番でダブルボギー、17番でボギーを喫して75とスコアを落とし、キム・ハヌル(27)と通算5アンダーで並びプレーオフに突入。片岡と違うところは1ホール目、福嶋がパーに対し、キムはボギーとしたこと。この結果、福嶋がツアー初優勝、同時に元賞金女王で通算25勝を誇る姉の晃子(42)と女子ツアー史上初の姉妹Vを飾った。
男女で違うドラマだったが、なかなか面白いゴルフであった。それにしても片岡は惜しかった。ただまだ若いし、これからこれを糧に強くなってくれるだろう。これからも頑張れ!片岡、福島姉妹!
今日の競馬を振り返る。京都11Rで行われた【第153回天皇賞・春】は、武豊騎乗の2番人気キタサンブラック(牡4歳・清水久詞厩舎)が逃げ切り、2015年の【菊花賞】に続くGI・2勝目を飾った。馬主は歌手、北島三郎(名義は大野商事)。タイムは3分15秒3。レースは、キタサンブラックがハナを奪い、ヤマニンボワラクテ、カレンミロティックが続く展開。1番人気ゴールドアクターが2周目4コーナーで先団に取り付きながら、伸びを欠く中、3番手につけていた13番人気カレンミロティックが脚を伸ばした。しかし、キタサンブラックはカレンとの叩き合いをハナ差でしのいでV。3着には3番人気シュヴァルグランが入った。
勝ったキタサンブラック。直線で一旦交わされたが、もう一度伸びてきた。豊にとっては思い通りのレースができたのだろう。完璧なレース運びだった。そしてそれにプラスして馬自身の根性にも助けられた。この馬、まだ4歳馬、ひょっとしたら、とんでもない馬かもしれない。2着カレンミロティックは惜しかった。池添も完璧に騎乗したし、この条件も合うのだろう。ただ最後はGI馬の底力に負けてしまった。惜しい!3着シュヴァルグランの福永も内でじっとしていてチャンスを窺った。ただ58㌔は初めてで最後は力負け。それでもラストまでよく伸びたし、強くなっているのは確かだ。4着タンタアレグリアは直線でよく伸びていた。少しずつ強くなっている。この3,4着馬は今後楽しみだ。5着トーホウジャッカルは見せ場たっぷり。ようやく【菊花賞】馬が復活した感じ。今後、無事にいければ重賞でのチャンスはあるだろう。僕が本命に推したフェイムゲームは8着。スタート直後に挟まれのが痛かった。僕としてはもう少し前の位置で競馬をしてほしかったが・・・。12着ゴールドアクターは入れ込みがすべて。また外枠も痛かった。距離も少し長かったと思う。15着サウンズオブアースは鞍上弱化が響いたか。ただ【菊花賞】2着はあるものの、距離は長いのかもしれない。
キタサンブラックは、父ブラックタイド、母シュガーハート(母父サクラバクシンオー)という血統。北海道日高町・ヤナガワ牧場の生産馬で、(有)大野商事の所有馬。通算成績は10戦6勝。重賞は15年の【フジテレビ賞スプリングS】、【セントライト記念】、【菊花賞】に次いで4勝目。清水久詞調教師は【天皇賞】初優勝、武豊は1989年春イナリワン、89年秋、90年春スーパークリーク、91年春、92年春メジロマックイーン、97年秋エアグルーヴ、99年春、秋スペシャルウィーク、2006年春ディープインパクト、07年秋メイショウサムソン、08年秋ウオッカに次いで12勝目となった。
香港で行なわれた【チャンピオンズマイル】は香港に遠征した昨年の年度代表馬モーリス(牡5、堀)が今年初戦を快勝した。スタート直後はやや力む面を見せたが、4番手を進み、直線は抜群の手応えで抜け出した。鞍上のモレイラが右手でガッツポーズを上げながらゴールする圧勝劇だった。2着は地元香港のコンテントメント。3着にはパッキングピンズが入っている。モーリスは昨年の【安田記念】、【マイルCS】、【香港マイル】に続くG1・4連勝となった。それにしても凄い馬だ!
来週は【NHKマイル】。メジャーエンブレム、ロードクエストらが3冠路線から路線変更で出走してくる。メンバーも揃っており、面白くなりそう。ただその前に、地方競馬も熱い。5/3【かきつばた記念】(名古屋)にはスノードラゴン、ブルドックボス、レーザーバレットらが出走。5/4【兵庫チャンピオンシップ】(園田)にはレガーロ、ゴールドドリーム、イーストオブザサンらが出走。そして5/5【かしわ記念】にはコバノリッキー、サンドトゥルー、ベストウォーリア、ノンコノユメ、モーニンが出走する。GWで競馬会(中央、地方)は一体どれだけお金使わせるつもりなのか。