人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

なんでこんなに人気ないの?

2012-04-07 22:59:31 | 競馬予想

 明日まで行われている【第88回日本選手権・競泳競技】だが、とても潔いというか、すっきりしているというか、緊張感が漂って「これぞ代表選考会」という感じがして好感をもって観ているのは僕だけだろうか。
 マラソンの代表選考やボート(再レースで決着)を始め、毎回すっきりしないオリンピック代表選考だが、この競泳だけは実にわかりやい。ロンドン五輪出場決定の条件はいたってシンプル。『ロンドン五輪派遣標準記録を突破し、決勝で優勝および2位入った選手』となっている。この標準記録というのも「過去4年間の世界ランキングを1国2名で作成(アメリカ、オーストラリアなどは強い選手が数名いるが、五輪出場は1国2名のため)し16位相当のタイム」となっている。つまり、準決勝(ベスト16)まで行く力がないとオリンピック出られませんよということだ。

 その結果、いくつものドラマが観られる。男子100m、200m平泳ぎでは北島康介が4回連続五輪出場をきめれば、前回選考会で泣いた立石諒が2着で飛び込んで出場を決めた。その陰で200m昨年世界ランキング1位の富田尚弥は代表漏れとなった。その他松田丈志(男子200mバタフライ、自由形)、入江陵介(男子100m、200m背泳ぎ)、加藤ゆか(女子100mバタフライ)、鈴木里美(女子100m平泳ぎ)が順調に代表入りを決めたが、2009年100m背泳ぎ世界王者の古賀淳也は男子100m背泳ぎで2着に入ったものの、記録に届かなかった。女子200m自由形でも上田春佳、伊藤華英が代表を狙って1,2着に入ったが記録に届かず代表になれなかった。ただ男女200m自由形では4着まで入った選手が800mリレーの選手にそのまま選ばれており、各4選手のロンドン五輪出場が決まった。このリレー代表の選考も実にシンプルで実にわかりやすい。
 そんな中、北島が日本記録で勝った100m平泳ぎの5着に入った富永航平という選手がいた。僕はNHKの字幕間違いかと思っていたらそうではなかった。彼はなんと東大生なのである。現在3年生。今の目標はインカレ優勝だということだが、レベルの高い日本の平泳ぎで5着は相当立派。2位に入った立石も慶応もすごいが、東大とは・・・。頑張れ!富永。尚、100mと200mの3着に入ったのは高校生の山口観弘。高校新記録での結果であった。そして女子200m平泳ぎでは15歳の渡辺香生子が感動の代表選出となった。岩崎、北島が築いた平泳ぎ界は多士多彩。なかなか見所が多い戦いであった。

 今日の重賞を簡単に振り返る。【第55回サンケイスポーツ杯阪神牝馬S】は藤岡佑介騎乗の11番人気クィーンズバーン(牝4歳・浅見秀一厩舎)が逃げ切って重賞初勝利を挙げた。勝ちタイムは1分21秒9。クィーンズバーンがスタート良く先頭に立ち、スプリングサンダーは先団のすぐ後ろにつけ、マルセリーナ、アパパネ、フミノイマージンらは中団に控えた。馬群はやや縦長になったが、道中は極端に位置取りを変える馬はなく、淡々とした展開で4角を回った。直線に向いても逃げたクィーンズバーンが粘りを見せる。有力馬が軒並み伸びを欠く中、直線半ばでようやくマルセリーナ、フミノイマージンの末脚に火がつく。一完歩ごとに差を詰めたものの、クィーンズバーンがマルセリーナの追撃をクビ差しのいだところがゴールだった。勝った7クィーンズバーンだが、僕の《my注目馬》だったので、馬連だけは抑えていた(軸はフミノイマージン)ので大きな贈り物をもらったが、正直「まさか」であった。ただ前走抑えた競馬が良かったので、少しはやれるかと思っていたのだが・・・。2着マルセリーナはようやく復活してきた。ただ勝てないところがもう少しという感じか。僕が軸に狙って馬券になってくれるフミノイマージンは1400mでもよく走ってくれた。本番は200m延びるし、もっと際どいだろう。
 勝ったクィーンズバーンは父スペシャルウィーク、母シンコウエンジェル(母父Ogygian)という血統。通算成績11戦4勝。重賞は初勝利。スペシャルウィーク産駒のJRA重賞は昨年の【JC】以来29勝目。鞍上の藤岡佑介、浅見秀一調教師ともに初の同レース制覇。藤岡佑介はjRA重賞21勝目。今年は【オーシャンS】のワンカラットの次いで3勝目となった。浅見師はJRA重賞18勝目(今年初勝利)となった。
 一方、【第30回ニュージーランドトロフィー】は秋山真一郎騎乗の1番人気カレンブラックヒル(牡3歳・平田修厩舎)が好位から抜け出して2馬身半差の完勝。デビュー3連勝で重賞初制覇を果たした。勝ちタイム1分33秒2。2着には中団追走からしぶとく伸びた2番人気セイクレットレーヴ、3着には後方から追い込んだ4番人気ブライトラインが入り、上位3頭は【NHKマイルC】の優先出走権を獲得した。破格のスピードでデビュー2連勝を果たした新星が、重賞の壁も難なく突破した。この日も抜群のスタートダッシュを決めたカレンブラックヒル。スピードの違いで一時は先頭をうかがうも4番手に控え脚を温存。その末脚が直線で爆発。直線入り口で出されたゴーサインに瞬時に反応し、残り200mで先頭に立つと、急坂で一気に後続を突き放した。完勝。レースセンスも文句なし。無傷の3連勝で重賞初勝利を成し遂げ、3歳マイル王決定戦の主役へ堂々と名乗りをあげた。いやぁ僕が思っているより強かった。【NHKマイルC】の主役候補だ。2着セイクレットレーヴは末脚が光ったが、この馬府中の方がよさそう。3着も末脚を伸ばしたブライトライン。ただ上位3頭は枠に恵まれた感がある。4着オリービン、7着レオンビスティーなどは外外を回された。上手く立ち回れたら3着はあったかもしれない。
 勝ったカレンブラックヒルは父ダイワメジャー、母チャールストンハーバー(母父Grindstone)という血統。通算成績3戦3勝。重賞初勝利。鞍上の秋山真一郎、平田修調教師はともに同レース初制覇。秋山のJRA重賞は通算29勝目。この勝利で’98年から続くJRA連続年重賞勝利を「15」に伸ばした。管理する平田師はJRA重賞7勝目、今年は【スプリングS】グランデッツア以来2勝目となった。

 では明日の予想。まずは【桜花賞】。何でこんなに人気がないのかと思っている9番イチオクノホシ本命。関東馬が制圧したトライアル。しかし本番は圧倒的に関西馬が有利となる。関東馬で勝負になるのは前哨戦から関西に滞在する馬である。イチオクノホシは完全に前走から本番を狙っての関西滞在。今ひとつ爆発力がないが、この人気ほど負けていない。今回は絶好の馬番(9番)を引き、鞍上の田辺は隠れた阪神巧者。少ないながら複勝率は23%を超える。相手は10,17番。馬券は馬単流しと10,17番を相手に3連複。
 中山メイン【春雷S】は4番パドトロワ。鉄砲実績がないのでネックだが、それで人気が落ちれ場面白い存在。鞍上は南関の王者・戸崎圭が乗るし、あえて【高松宮記念】を使わず、ここまで待ったのだから中途半端なつくりはしていないだろう。相手は11,9番だが、2番も面白い。
 福島メイン【吾妻小富士賞】は8番ルアーズストリート。前走は降着だったが、このクラスで確実に走っている。キンカメ産駒は今日福島で3回複勝に入っていた。少し目立った動きだった。鞍上は前回の挽回をしたい藤岡康だし、ここは狙い目。相手は12,15番。

 明日の阪神競馬のイベントには俳優の田中圭が来場するらしい。これって奥さんが「さくら」だから!? 単純すぎない!?

 

 

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花見帰りで・・・

2012-04-06 21:42:26 | Weblog

広島・前田健天晴れ!

 花見してて酔っ払っているので、予想だけ。

 中山メイン【NZT】は11番」レオンビスティー。前走お世話になった馬だが、このメンバーでも十分い通用する。人気がないうちにどんどん勝負したい。相手は5,16番。

 阪神メイン【阪神牝馬S】は7番フミノイマージン。どんなに走っても人気になりづらい馬。距離は少し短いかもしれないが、前が早くなれば十分届く。相手は2,10番。
 福島メイン【福島民報杯】は2番トランスワープ。前走は逃げて勝利したが、逃げなくても勝負できる馬。ローカルの組み合わせならオープンでも通ずる。相手は5,13番。

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新年度は躓きスタート

2012-04-01 19:18:19 | Weblog

【ドバイ国際競走ドバイ・ワールドカップ】について。いやぁ世界はそう甘くなかったということだ。出走した日本馬3頭だが、地方統一重賞9連勝中のスマートファルコン(武豊騎乗)はスタートで後手を踏み10着、昨年2着のトランセンド(藤田伸二騎乗)は終盤に失速して最下位の13着、エイシンフラッシュは6着だった。
 スマートファルコンは、スタート直後「2歩目で滑って、つまずいてしまった」とということで、自分の競馬ができず、トランセンドはハナをきったものの昨年のような手応えがなくズルズルと、エイシンは3頭の中でいちばんいい競馬をしたが、直線思ったほど伸びなかった。
 他の日本馬は
【ドバイデューティフリー】(芝1800m)のダークシャドウ(福永祐一)9着
【アルクオーツスプリント】(芝直線1000m)のエーシンヴァーゴウ(福永祐一)12着
【UAEダービー】(AW1900m)のゲンテン(C.ウィリアムズ)14着
【ドバイゴールドC】(芝3200m)のマカニビスティー(小牧太)10着
 揃いも揃って惨敗だった。僕が期待していたダークシャドウも全くというほど伸びなかった。また来年頑張りましょう!

 今日の日本馬を振り返る。まずは好メンバーが揃った【第56回産経大阪杯】。勝ったのは浜中俊騎乗の6番人気ショウナンマイティ(牡4歳・梅田智之厩舎)。大外から豪快に追い込んで重賞初制覇を果たした。勝ちタイムは2分5秒5。1馬身1/4差の2着には前々で競馬をした僕本命の1番人気のフェデラリスト、さらにクビ差の3着には逃げた2番人気トーセンジョーダンが入った。レースは内からトーセンジョーダンが先頭を奪い、4連勝中のフェデラリストは4番手あたり、アーネストリーやローズキングダムは中団に控えた。ショウナンマイティは最後方。完全なスローな展開となった。4角から直線に向くと、好位からフェデラリストが先頭に立つ。アーネストリーやローズキングダムらは思いのほか伸びず、フェデラリストがそのまま押し切るかというところへ、大外を通ったショウナンマイティが一気に末脚を伸ばして先頭でゴールを駆け抜けた。驚くような末脚、次位を0.8差上回った脚は凄かった。この脚が常に使えるなら、元々素質は高いと評されていた馬で今後が楽しみだ。2着フェデラリストは完全な競馬だった。あの脚を使われれば仕方ないところだが、フェデラリストが強い馬を掃除したところを飛んできた感じ。馬体を接していれば・・・。負けて尚強し。3着トーセンジョーダンは完全に逃げ残るペース。それで残れないのだから、調子がイマイチなのであろう。4着ローズキングダムもいい脚で突っ込んできたが、もう少し切れていい。馬体は今日ぐらいふっくらした方がいい。

 ショウナンマイティは父マンハッタンカフェ、母ラグジャリー(母父Storm Cat)という血統。通算成績12戦4勝。重賞は初勝利。マンカフェ産駒はJRA重賞28勝目、今年は【東京新聞杯】のガルボに続いて2勝目。同レースは昨年のヒルノダムールに続き2連勝となった。鞍上の浜中俊は’10年テイエムアンコール以来の同レース2勝目、JRA重賞は通算で11勝目、今年は【阪急杯】のマジンプロスパーに続く2勝目となった。管理する梅田智之調教師は開業6年目での嬉しいJRA重賞初制覇となった。

一方、中山メイン【第44回ダービー卿CT】は石橋脩騎乗の3番人気ガルボ(牡5歳・清水英克厩舎)がトップハンデを克服し、重賞3勝目をマークした。勝ちタイム1分33秒5。2着に10番人気オセアニアボス、3着には魅力あると見ていた7番人気ネオサクセスが入った。なお、僕が本命に推した1番人気ダイワファルコンが5着に敗れたため、中山の重賞レースは1番人気馬9連敗となった。勝ったガルボだが、やはりマイルがいいのであろう。それにしても今回はいつもと違う中団からの競馬、こんな競馬が出来ると今後も活躍が見込めそう。2着オセアニアボスは年老いて完全復活している。運が少し足らないが、今後とも目が離せない。人気にもならないだろうから面白い。3着ネオサクセスも完全本格化、今後も注目したい。本命にしたダイワファルコンだが、マイルはやはりやや短いか。
 ガルボは父マンハッタンカフェ、母ヤマトダマシイ(母父ジェネラス)という血統。通算成績24戦4勝。重賞は’10年の【シンザン記念】、‘12年の【東京新聞杯】(GIII)に続く3勝目。マンカフェ産駒は【大阪杯】とダブル制覇。JRA重賞通算29勝目となった。鞍上の石橋脩、清水英克調教師はともに【ダービー卿CT】初制覇。石橋はJRA重賞6勝目、今年は3勝目となった。清水調教師はJRA重賞通算4勝目、今年2勝目。4勝目中3勝はガルボが挙げたものだ。

 今日のプロ野球は18番が輝いた。まずはソフトバンク新垣が4年ぶりの勝ち星を完投で飾った。ロッテの新人藤岡はチーム55年ぶりの3連勝に貢献。8回途中を2失点で凌いだ。DeNAの三浦は7回を2失点で中畑監督に初勝利を捧げた。そして巨人・杉内は本調子ではなかったが、8回途中を2失点で移籍初勝利を飾った。尚、今年の18番で唯一勝利を挙げていたのが日本ハム・斉藤だった。それからヤクルトは現在18番がいない。

 

 

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