風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

Machicoco便り vol.71

2020-07-16 | マチココ

花巻まち散歩マガジンMachicocoの21号
編集作業が始まりました。
先日は「光太郎レシピ」の撮影。
夏といえばコレ!というメニューが満載です。
お楽しみに。
Machicoco21号は8/10発行予定です。

なお、今回の撮影には某テレビ局の取材が入りました。
どこの局で、どんな番組になるのか
詳細はまた追ってお知らせいたします。
まだまだ先の放送予定ですが、こちらもお楽しみに。
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ネビラキ カフェ

2020-07-15 | 食べ物・お店

岩手県西和賀町に、
この地に根を張る瀬川然くん、瑛子さんご夫妻による
古民家リノベーションのカフェが本日オープン。
先日はお披露目会に行ってきた。





こじんまりながら居心地良い場所。
ここでぼーっと過ごすためだけに車を走らせてもいいな。
この日は雨だったけど、店内から雨を眺めるのもいい。
タオルを持ってきて、
徒歩2分のほっとゆだ駅併設温泉を楽しむ楽しみもある。


そして何と言っても店裏のこのデッキからの景色が抜群。
人をダメにする場所(笑)
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植物が生き生きする季節

2020-07-14 | 生活の風景

雨は植物を育てる。
「雑草が大変!」というのは人間の勝手だ。
春の芽吹きから、初夏の新緑の季節を経て、
梅雨の時期にぐんぐん育つ。
跡は夏の強愛い日差しを浴びて生命を謳歌し、
秋には実を散らし、紅葉して
冬になると根に命を蓄えて表面的には枯れていく。
まるで人生だね。
ワタシの人生はもう晩秋あたりだろうか。

それにしても、あまりに天候が極端すぎる。
これもまた人間の勝手で、自然が崩れつつある。
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雨の詩

2020-07-13 | 文化
雨は愛のやうなものだ
それがひもすがら降り注いでゐた
人はこの雨を悲しさうに
すこしばかりの青もの畑を
次第に濡らしてゆくのを眺めてゐた
雨はいつもありのままの姿と
あれらの寂しい降りやうを
そのまま人の心にうつしてゐた
人人の優秀なたましひ等は
悲しさうに少しつかれて
いつまでも永い間うち沈んでゐた
永い間雨をしみじみと眺めてゐた
          (室生犀星)
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タテ書きヨコ書き

2020-07-12 | 文化

先日の新聞に「タテ書き絶滅危惧?」という記事が。
IT機器の普及前から、書き文字のヨコ書きが一般的になっていたが
ネット時代になってデバイスへの文字入力がほぼヨコ書きとなり
確かにタテ書きはマイナーな存在になってきている気がする。
横文字の言葉も数多く使われているので
タテ書きだと困ることが多いし、
そもそも学校時代に使うノートが国語以外ヨコ書きだ。

印刷会社では今はほとんどコンピューターで組版するのだが
実は使うフォントにはヨコ書き用とタテ書き用がある。
見た目似ていても、タテヨコの比率が微妙に違っていたり、
文字間が違っていたり。
それを間違えると、読み手はどことなく違和感を感じるだろう。
ここでもタテ書き用のフォントが少なくなってきている気がしている。

そもそも日本語はタテ書きだ。
漢字がひらがなへと変化したのはタテ書きだからこそだと思っている。
そのひらがなをヨコ書きにしようとするとなんとなく書きにくい。
かつて丸字を書く若者が話題になった時代があるが
それはヨコ書きでひらがなを書こうとするからだと思っていた。
日本語のヨコ書きは明治時代の「文明開化」がもたらしたものなので
古来日本の文化ではないし、歴史も浅いのだ。

PCやスマホではどうしてもヨコ書きになるが、
手書きの時は、私は極力タテ書きで文字を書くようにしている。
その方がスムーズに書けるし、何より早い。
漢字もだけど、ひらがなはタテ書き用の文字だからね。
ヨコ書きの本も読みにくいし、封筒の宛名も書きにくい。
もっとタテ書きが一般的になって欲しいな。
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茶房あれい

2020-07-11 | 食べ物・お店
先日、とある人から
「花巻のまちでコーヒー飲みながら休むところがない」
と言われたのだが、実はちゃーんとある。
上町アーケード内ならマルカンビル1階もあるし、
「賢治の広場」のカフェもいい。
少し市役所方面に歩くと茶寮かだんさんもある。

そして1歩裏通りに入ると、老舗のこの店がある。
4〜5年前、家人とまち散歩しているときに看板を見つけ
「こんなところに喫茶店がある」
と言ったら
「そうだよ。高校時代にここでデートした」
と言われ、何も言い返せなかった(笑)
我々の高校時代といえば40年以上前のこと。
それほどの老舗だ。


メニューも実に昭和。
ついレスカ(レモンスカッシュ)やパフェを頼みたくなる。
パフェや自家製ホットケーキもボリュームたっぷり。


この日は暑かったせいもあり、
何十年ぶりかでコーラフロートを注文。
懐かしいこの瓶もいいねぇ(^^)
お向かいさんはクリソ(クリームソーダ)。

※かつて喫茶店文化華やかりし頃は
   通ぶってメニューを略すのが流行っていた(笑)
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proom S 2.0

2020-07-10 | 生活の風景

いつも吸っているのはシガーだが
急速に厳しくなる世間の目も気になるし
散らかったり、灰皿が汚れたり、空気が悪くなったりと
いろいろ気になってきたので、新発売のコレを買ってみた。
いままでもgloやproom techを使ってみたけど、どれもイマイチ。
元々CAMELを吸っていたので、
日本たばこ製のこれなら合うかなーと思っての購入だ。
電子タバコのデバイスも安くなった。

悪くない。
これなら違和感があまりない。
gloに比べてデバイスが少し大きいけれど、
スティックが小さいので、トータルすると使いやすい。
gloとIQOSの良いところを寄せ集めた感じ。
しばらくコレだな。

タバコに限ったことじゃないけれど
この歳になると、
今さら好きなものを無理にやめてまで寿命を延ばす気はない。
周囲への気遣いは必要ながら、
吸うのも止めるのも自分の意思で決めたい。
「止められない」のではなく「止めたくない」のだ。
止める気になれば簡単に止められると思うよ。
単に好きなだけ。
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レガーメ・ダ・オルト

2020-07-09 | 食べ物・お店
地元花巻の自然農法食材を使い、
「体に優しいイタリアン」がウリのイタリア料理店にて
ちょっと贅沢なランチミーティングを行った。


まずはランチセットのオードブル。
覚えきれないので(^^; メニューの写真も添付しよう。


そしてサツマイモのスープ。
味付けは塩だけとのことだが、優しい味でとても美味しい。


メインはキャベツとシラスのオイルパスタ。


もちろんキャベツは自然農園のものだ。
ソースが美味しすぎて、シラスを最後の1匹まで救って食べた(笑)

こんな店が花巻のまちなかにあるというのが嬉しい。
食べるのに夢中で会議は尻切れトンボの時間切れ(笑)
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湯川温泉 山人

2020-07-08 | 
岩手県西和賀町の湯川温泉にある 山人(やまど)は
露天風呂付きのスイートルーム12室の温泉旅館。
ロビーには静かにJAZZが流れ
窓の外の森の緑や渓流の音、野鳥の声とマッチしている。
部屋も広く、静かな時を過ごせる宿として有名だ。
料理は山菜やキノコや川魚など地元の食材をアレンジし、
ここならではの味を堪能できる。


その山人が、雑誌「じゃらん」の「すごい宿大賞2020」にて
「口コミ総合評価」岩手・東北それぞれ1位、関東東北で6位という
素晴らしい評価を得たとのこと。
しかも客室、朝食、接客・サービスの各部門は満点の評価だ。




湯川温泉は、山人ができる前は鄙びた温泉街だった。
渓流釣り客や湯治客などが中心の小規模旅館が多かった。
そのうちの1件、割烹旅館末広の後継者が一念発起して始めた山人。
夫婦でこれだけの宿を作り上げたことに感服する。

実はここの女将は私の高校の同級生なのだが、
昔からセンスが良く、明るくアクティブな女性だった。
彼女のホスピタリティも評価されたとしたらさもありなん。

不特定多数の人と触れ合うことがまずない山の中。
広い客室でほとんどの時間滞在できる贅沢さ。
コロナ感染の可能性などあり得ない場所だ。
This is 岩手。
命の選択に利用してみてはいかがだろうか。
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七夕

2020-07-07 | 世界・平和
陽の数字である奇数が重なる日は節句。
牽牛と織女の逸話がそれに重なって七夕となった。
肉眼で天の川が見えなくなった現代、
身近に感じることが少なくなったように思うが、
こういう有職故実は大切にしたいと思う。

残念ながら、九州をはじめとした西日本、中部地方など
梅雨末期の豪雨被害が相次いでいて
星を眺めるどころか、七夕に思いを馳せる余裕もないが
願いを込め、祈ることはできる。
非科学的と言われようが、前時代的と言われようが
祈りはちゃんと誰かに通じると信じている。
これ以上被害が広がりませんように。
これ以上嘆き悲しむ人が出ませんように。
そして、拉致被害者や分断された社会の中で、
会いたくても会えないでいる人たちが会えますように。
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machi R&Eからのお知らせ

2020-07-06 | 世界・平和
コロナ禍に苦しむ花巻市内の事業者支援のため、
4月下旬から販売してきた「花巻みらいチケット」ですが、
7月3日をもって販売を終了いたしました。
これまでたくさんの方々に
チケットをお買い上げいただきましたこと、
心から御礼申し上げます。
お買い上げいただいた数日内には
当該事業者に販売代金をお支払いしてきました。

この事業で
どれだけ事業者の方々への支援に繋がったかわかりませんが、
少なくともお買い上げいただいた皆様の
応援とご好意は各事業者の皆様にも伝わったと思います。
コロナ禍はまだまだ予断を許しませんが、
これからも花巻のまちをみんなで守っていければと思います。
ありがとうございました。

また、必要なところへ寄付するために、
皆様から集めていた国から支給のマスクも、
今週末で締め切りたいと思います。
第1陣の寄付を行ったルンビニー苑さまからも
感謝のお言葉をいただいています。
こちらもありがとうございました。
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さまざまなあなた

2020-07-05 | 世界・平和
わたしとあなたは歳が違う。
わたしとあなたは親が違う。
わたしとあなたは住む家が違う。
わたしとあなたは体格が違う。
わたしとあなたは顔が違う。
わたしとあなたは好きな食べ物が違う。
わたしとあなたはイデオロギーが違う。
わたしとあなたは肌の色が違う。
わたしとあなたは宗教が違う。
わたしとあなたは民族が違う。
わたしとあなたは価値観や生活習慣が違う。
わたしとあなたは性的指向が違う。
わたしとあなたは性自認が違う。
わたしとあなたは体の形が違う。
わたしとあなたはできることが違う。

わたしとあなたは違う。
違うから面白い。
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マルカンビル大食堂

2020-07-04 | 食べ物・お店

平日の、しかも12時ちょい前に入って
久しぶりの窓際席ゲット。
ささやかなプチハッピー(笑)
眼下に見える建物は変わったけれど、
子どもの頃から変わらぬ山々やまちの形。


ナポリカツやソフトクリーム、マルカンラーメンが
最近のこの食堂のアイコンになっているけど、
実は日本そばも美味しい。
しかも気取った蕎麦屋に比べて驚くほど安く、量も多い。
手軽に蕎麦が食べたい時はここがいいよ。


そして、実は白メシも美味い。
それが実感できるのはなんと言ってもおにぎり。
焚き加減もバツグン。
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実家の庭にて

2020-07-03 | 生活の風景

今年も咲いたかわいい蓮の花。
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ゲストハウスmeinn

2020-07-02 | 世界・平和

ちょうど2年前に花巻市に初めてオープンした同店は
これまでに県内外からたくさんのプレーヤーや観光客を集め
同店のバーカウンターやイベントなどで
さまざまな人と人とのつながりを生んできた。
私自身も夕方や夜、ぶらりとコーヒーや酒を飲みに行き、
ここで出会った人は数え切れないほどだ。
そしてそこからまた新しい企みが生まれたりもしてきた。
「ゲストハウス」という単なる業態、ビジネスを超え
花巻のまちと市街の人々とのハブとなっている。

オーナーの福田くん自身
花巻市の地域おこし協力隊員として移住してきた人。
任期終了と同時に、セルフリノベーションにより作った場所で
たくさんの仲間達がリノベーションワークショップで携わってきていて
その人々の想いも込められた場所となっている。
13もの温泉を抱える観光都市花巻だが、
駅とメインストリートの間にあり、
直接的に「まち」にアプローチする場所として
(「meinn」という名前自体が「machi」の「entrance」の「inn」の意)
「まち」になくてはならない存在となっているのではなかろうか。

そんなmeinnが
新型コロナウイルス感染防止のための人の動き停滞により
今や存続の危機に陥っている。
温泉などの観光施設は公的な支援が受けられるが、
ゲストハウスはそんな支援の対象外。
施設産業なので設備などの固定費や家賃負担も大きく、
国の持続化給付金も焼け石に水。
人件費対策を取っても、利用者が増えないとどうしようもない。
花巻の夜のまちもぼちぼち日常を取り戻しつつあり
花巻で飲もうという県内からの客は少しずつ戻る期待もあるが
それまで多数いた県外からの宿泊客がまだまだ見えない。
例年7月に行われていた花巻宵宮や花巻まつり、
イーハトーブ音楽祭や花火などイベントの軒並み中止も痛い。
そもそもそれほど大きなものでなくとも
毎週のように開催されていた小規模イベントも無くなった状態では
観光客を呼び込むフックそのものがなくなっている。

この状況をなんとかしたいと
今いろいろと私でできることを模索中。
私自身も計画していた仕事がすべて棚上げになっているので
(それなりに忙しいのは、昨秋から手がけている仕事と、
  来年以降にしか売上にならない仕事があるため)
苦しい状態なのはmeinnと変わらないのだが、
meinnがあるからこそ新たに生まれてくる仕事もある。
「まち」のための仕事は拠点があるからこそ。
「mien aid」として来ていただける宿泊客を期待したい。
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