風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

七夕

2020-07-07 | 世界・平和
陽の数字である奇数が重なる日は節句。
牽牛と織女の逸話がそれに重なって七夕となった。
肉眼で天の川が見えなくなった現代、
身近に感じることが少なくなったように思うが、
こういう有職故実は大切にしたいと思う。

残念ながら、九州をはじめとした西日本、中部地方など
梅雨末期の豪雨被害が相次いでいて
星を眺めるどころか、七夕に思いを馳せる余裕もないが
願いを込め、祈ることはできる。
非科学的と言われようが、前時代的と言われようが
祈りはちゃんと誰かに通じると信じている。
これ以上被害が広がりませんように。
これ以上嘆き悲しむ人が出ませんように。
そして、拉致被害者や分断された社会の中で、
会いたくても会えないでいる人たちが会えますように。
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