風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

「糸」

2020-03-16 | 読書

中島みゆきの名曲をモチーフに映画が作られ4月公開。
これはその映画のノベライズで、脚本を担当した林さんの著作だ。
正直言って、軽いノリで手に取ったのだったが・・・深い。
脚本家というのはここまでストーリーを組み立てるものなのかと
驚愕するほど深い内容だった。
単なるラブストーリーではない、スケールが大きい社会派の内容。

文章表現では、悲しいことを「悲しい」、辛いことを「辛い」と書かず
そのシチュエーションの中で表現するのが当たり前だが、
現代社会の裏側をこういう形で大きなストーリーに組み込んだ上で、
純粋なラブストーリーに落とし込んでいる。
お見事。
これほどまでのストーリーは自分にはなかなか生み出せないなぁ。

「糸」林民夫:著 幻冬社文庫

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「娼年」

2020-03-15 | 映画・芝居・TV

原作となる小説を読み、映画化された作品もよく見る。
大概「原作の方が良かった」とか「これは映画の方が良い」とか
まぁどちらかの評価を自分なりに感じることになる。
原作が気に入ったものほど映画にがっかりすることが多い。
もちろん中には「あの原作がこんな映画に!」と感動することもあるが。

さて石田衣良さん。
けっこう好きな作家で、作品はたくさん読んでいる。
中でも「娼年」は、全体を流れる優しさが気に入っていて
石田さんの作品の中では私的にNo.1だ。
それが映画化になると聞き、正直いって腰が引けていた。
あれだけの小説、その映画を見てがっかりするのではないか?
あそこまでの描写は映画じゃ無理だろう・・・
映画館での公開時は、迷った挙句見に行くことはしなかった。

今回、諸般の事情によりNetflixを契約。
ぱらぱらとコンテンツを見ていたら、「娼年」があった。
見逃していたことに心のどこかで後ろ髪引かれていたから
さっそくPCで鑑賞してみた。
素晴らしい!
原作に勝るとも劣らない作品となっている。
小説を読んだ時と、雰囲気も、場面も、登場人物も
イメージがバッチリ重なる。
そして主演の松坂桃李さんの体当たり、迫真の演技。
相手役の女優さんたちもまさに体当たりだ。
そして全体に流れる「優しさ」も原作そのまま。

主人公リョウの人間性の前に解放されていく客の女性たち。
そして彼女たちの姿を見ながら成長していくリョウ。
「欲望」はなんて「哀しい」ものなのだろう。
その「欲望=哀しさ」を受け止めていくリョウがとても優しい。
「ここでは鎧を脱いでいいんだよ」
「そのままの自分を解放する時があっていいんだよ」
普段社会の中で生きていく人たちは大なり小なり鎧を纏う。
「男らしさ」「女らしさ」「虚栄」「羞恥」「体面」「普通であること」云々
そんな鎧を、客となる女性たちはリョウの前で鮮やかに脱いで見せる。
そしてそれを何も言わずに受け止めるリョウ。
なんて優しいんだ。
中でも江波杏子さんが演じる70歳代の女性の姿が圧倒的。
(江波さんはこの映画公開の半年後に亡くなってしまう)

この映画は日本映画の金字塔のひとつだと思う。
社会の中で鎧を纏うことに、頑張って走り続けることに
疲れてしまっている人たちはぜひ見るべきだ。
そして・・・私もできることならリョウのようでありたいと思うのだ。
(別に体を売ろうとな思わないが)
気兼ねなく鎧を脱いでもらえるような
飾らない自分をさらけ出してもらえるような
疲れた時にそばにいて欲しいと思われるような
そんな存在になりたい。
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「風に立つライオン」

2020-03-14 | 映画・芝居・TV

いつもなら(なぜか)週末から予定が埋まっていく。
イベントやら、取材やら、会合やら・・・
しかしコロナの影響であっという間に週末の予定が飛んだ。
先週末は本当に久しぶりに何も予定がない2日間。
ということで、いろいろ事情もあって映画ざんまいの週末だった。
土曜日は諸般の事情により契約したNetflixから
ミニシアター向けと思われる映画をいくつか飛ばし見と
映画館で見逃していた数本の映画を鑑賞。
日曜日は家人がDVDを数本借りて来たので、それを鑑賞。
あと2本のDVDはエンタテイメントだったので面白おかしく、
そして見逃していたこの作品を。

さだまさしの「風に立つライオン」という歌は
本人の歌より先に、沢友恵さんの「シンガー」というアルバムで
カバーしたものを聴いていた。
沢さんの圧倒的な歌、壮大で切ない歌詞とメロディー・・・
聴いていて涙が出てきた。これは本当にすごい歌だ。
その歌を元にさださん自身が小説を書き、
その小説を原作とした映画がこの作品とのこと。
主演の大沢たかおさんご自身が企画したものだったという。
フィクションなのだろうが、ドキュメンタリーに感じるストーリー。
いや、実際に、名もないたくさんの医師たち、看護師たちが
こんな人生を今も歩んでいるのだろうと思う。
途中から涙が止まらなかった。
表現するボキャブラリーを持たないことが悔しいけれど
とにかくすごい映画だ。
何度でも見たい。

ホワイトデーの今日、この記事をUP。
「愛」はけっして恋人たちや夫婦だけのものじゃない。
「人への愛」を感じる映画。
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親父の誕生日

2020-03-13 | 風屋日記
大正12年生まれだから、生きていれば今日で97歳だ。
死んだのは満69歳で、それからもう28年になる。
遠藤周作と同い歳だったのか。
そのせいなのか、書棚にたくさん周作ものがあって
私も若い頃から抜き出して読み、馴染んでいた。
特に「イエスの生涯」を親父が熱心に読んでいたことを思い出す。
同い歳で、ともに若い頃から結核を患ったことも
共感した理由だったのかもしれない
そのために出征からまぬがれたことも十字架だったか。
中学生時代の私が、遠藤周作の「おバカさん」を読んでいたら
「そんなユーモアものじゃなく『沈黙』を読め」
と言ったこともよく覚えている。
(のちに自分も「おバカさん」を読み「考えさせられる」と言っていた)

「お前は運動はダメだな」「書く文章も芯がない」
などと時々言われたが、スポーツ好きだし、書くことも続けてきた。
親父譲りの本好きも、これは血なので仕方ない。
この5年、本の仕事に携わり続けてきた今の私を見て、
果たして親父はなんと言うだろうか。
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春は黙っていてもやってくる

2020-03-12 | 生活の風景
少し前、寝ていていきなりクシャミ3連発で目が覚めた。
最近はマスクして寝ているのだが、
たまたまその時はズレて、鼻がマスクから出ていたようだ。
時計を見るとまだ3時。
特別寒いわけじゃないが、鼻のあたりがムズムズする。
「あー、花粉の季節がやってきたのか」と納得し、
マスクを鼻まで引っ張り上げて寝直した。

天気予報で「北日本は大荒れ」と言われた先週木曜日も
風は多少あったものの、みぞれ交じりの雨。
啓蟄も過ぎ、どんなに人間社会が騒がしくても春はやってくる。



最高気温が10度ぐらいの日も珍しくなくなってきた。
分厚いコートをクリーニングに出して
マウンテンパーカに切り替え中。
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9年前の今日・当日

2020-03-11 | 風屋日記
まだ運行を始めて10日ほど。
初めて乗ったはやぶさは快適だった。
朝早かったにも関わらず、新しい車両が珍しく
あちらこちらキョロキョロしまくっていた。

あっという間に盛岡に着き
(2時間20分がとんでもなく早かった)
校了となる、当社初取引となる出版社のムックの
今後の進行計画などについての打ち合わせも予定通り。
久しぶりに知人が経営する喫茶店に行ってランチし、
時間も余裕だったのでゆっくりと
岩手銀行中の橋支店(現レンガ館)や
早春の中津川の写真を撮りながら駅まで歩いた。
花巻へ向かうために乗った電車は確か14:02盛岡発。
花巻までは40分だ。

花巻駅についたのは14:42。
電車を降り、陸橋を渡って改札口を出たとき時計を見た。
14:45だった。
駅から出て、当時駅前にあった灰皿のところで1本くわえた。
その瞬間だった。


30分後もまだ路線バスは走っていたが
立て続けに起こる、バスの中でもわかるほどの余震によって
少し走っては止まり、また少し走っては止まりを繰り返していた。
末広町の交差点のところに立つコンクリート製の電信柱が
グラグラ揺れて、電線がちぎれそうになっていた。
どこも信号は動いておらず、バスはそろりそろりと走る。
いつもの5倍ぐらい時間をかけて自宅近くのバス停に降りた。
まだ揺れている。
本震中に急いで打ったメールにより、家族の無事は確認できていた。
自宅から車を出して、母がひとり住む実家へ。
長い長い10日間はそうやって始まった。
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9年前の今日・前日

2020-03-10 | 風屋日記
盛岡本社にいるデザイナーを東京に呼び
夜、知人の装丁家に紹介すべく飯田橋で呑んでいた。
「顔繋ぐから、いろいろ勉強させてもらって」
などとなはしているところに、盛岡本社の部下から電話。

「明日午後から休みとって花巻に帰るって聞いたんですけど」
「明日義父の四十九日だからね。昼過ぎの新幹線で花巻へは15時半ごろ」
「もし可能なら朝から盛岡来れませんか?打ち合わせお願いしたくて」
「えーと、大丈夫かも。ちょっと調べるね」
・・・・
「お!朝イチのはやぶさならOKだな。初はやぶさだー(笑)」
「じゃあよろしくお願いします。アポ取っときます」

ということで翌朝早く上野駅へ行き、
その月から運行を始めたはやぶさにチケット変更し
早い新幹線に乗ることとなったため
東京の仕事の段取りをメールで指示したあと
飯田橋での飲み会は早々に切り上げてマンションに帰ったのだった。
9年前の今日のこと。


75年前の今日は東京大空襲があった日。
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今週

2020-03-09 | 世界・平和

明日は、あれから75年

明後日は、あれから9年。

1日飛んで、死んだ親父の誕生日。

どれも忘れてはいけない日。
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雑誌「地域人」コアコア新聞

2020-03-08 | 読書


原稿書きました。
花巻という小さな地方都市で成り立っている提灯屋さん。
実はこの小原生子さんのお父さんに
かつて私の一族はとてもお世話になったのでした。
ぜひご一読を。

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純粋なギモン

2020-03-07 | 世界・平和
イベント自粛要請、小中高校休校要請・・・
「議員はパーティーやってんじゃん」とか「休業補償はどうなる?」とか
「子どもたちを家に閉じ込めておけるのか?」とか
「観光業、輸送業、エンタメ業界が壊滅的な被害」とか
「すべて対応が後手後手じゃん」とか「日本経済はもう終わりだな」とか、
言いたいことは山ほどあるが、それはともかく棚に上げて考えてみる。
(よほど大きな棚がないと上げられない)

2月中旬からずーっと「この1〜2週間が山場」と言われ続けて1ヶ月弱。
「この1〜2週間」がいつまでも続いている。
さて、この「山場を超える」のは一体いつなのだろう。
何を根拠に「超えた」と言えるのだろう。
「感染者が急増中だから」という理由での「緊急事態」ならば
感染者が減るというのが一つの基準なんだろうけど、
そのためには人数把握が最も大事なことじゃないのかな?
その割には、
例えば検査を受けた人数が全国最低の岩手で4人と言われる。
いずれも陰性だったために、岩手での感染者は0。
しかしそれは検査していないからであって
東京だろうが、北海道だろうが、和歌山だろうが検査しなければ0だろう。
検査しているところと、していないところがある状況の中で
「山場」はどうやって決められるのだろうか。
いつ緊急の事態が解除されるかわからない状況の中で
粛々と自重している日本人は基本的に真面目なんだろうなぁと思う。
とにかく「解除」の基準をわかるように説明して欲しい。

今こんなことを書くと「非国民」とバッシングされそうだけど(笑)
ちょっと待った。
どこかで聞いたことがある状況だぞ、これは。
「『非常時』だからみんな政府の言うことに唯々諾々と従え」
「いま異を唱えるべきじゃない」
「国民一丸となってこの国難を乗り越えよう」
がだんだんエスカレートし
「欲しがりません(ウイルスに)勝つまでは」
になるような気がしてならない。
コメント (2)
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江夏豊

2020-03-06 | スポーツ
日本ハム時代の大谷翔平が
1番投手で先発出場し、先頭打者ホームランを放ったという
漫画でもベタすぎてありえないようなことをやったが、
その昔、それ以上に漫画にもないようなことを何度もやった男がいた。





その名は江夏豊。
まだ高卒2年目にシーズン401奪三振の記録を作ったが
そのシーズン内、プロ野球タイ記録となる三振と新記録となる三振を
両方とも当時スーパースターだった王貞治から奪った。
簡単に書くとそれだけの話に思えるが
なんと彼は「新記録を王から奪う」と宣言したにも関わらず、
勘違いしてタイ記録の三振を王から奪ってしまったのだ。
そこからが漫画だ。
「絶対に王からの三振を新記録にする」と
次の王の打席までの8人から三振を取らなかったのだ。
もちろん打たれたわけじゃない。
無失点に抑えつつ王の打席を迎え、宣言通り新記録を達成した。
まだ20歳の若手がそんなことできたことが奇跡。

まだある。
入団4年目(まだ22歳)のオールスターでは
あの江川ですら達成できなかった伝説の9連続奪三振。
実は前年のオールスターで5連続三振を奪っており、
9連続の翌日登板時には最初のバッターを三振に切っているので
実は15連続奪三振なのだ。
この記録はもう誰にも破られることはないだろう。

そして極め付けはその2年後のノーヒットノーランだ。
対中日戦、延長12回まで相手をノーヒットに抑えていたものの
ゲームスコアは0−0のまま。
12回裏に決着つけたのは江夏自身のサヨナラホームランだった。
試合後の談話の「野球はひとりでできるんだな」は
チーム内では顰蹙を買ったらしいが、誰も面と向かって非難できない。
それだけカッコいいセリフだと思う。
実はこの試合、江夏は中1日での登板だった。
そして5日前には広島戦で延長を完封している。
手がつけられないとはこのことだ。

私が物心ついて野球に興味を持ち始めた頃、
日本中の野球ファンにとってスーパースターは王と長嶋だった。
豪速球とカーブだけでその2人からバッタバッタと三振を奪う
ちょいと帽子をハスにかぶったダークヒーロー。
時々人を食ったようなスローボールを投げる投球術も見事だった
その日から江夏ファンのまま50年以上経った。
結果ではなく、投げる姿や姿勢そのものに心躍らせるピッチャーは
江夏以降そういない。
最近では藤川に似たような匂いを感じてかな。
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Machicoco便り vol.64

2020-03-05 | マチココ


FMone(花巻コミュニティFM)毎月第1木曜日は
パーソナリティ味園さんといつもの「マチココStyle」の放送。
今回はコロナウイルス対策でFMoneスタジオに伺えないため
特別に電話でゲスト参加の収録放送となります。
いつもと雰囲気が違う緊張の放送は13:20からです。
今回も父と下の娘によるトークをお楽しみに。

ラジオアプリにより全国で聴けます。
FMone 78.7MHz
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応援団退団式

2020-03-04 | 風屋日記
母校である岩手県立花巻北高の卒業式が
3/1に卒業生だけで行われたのだろう。
国の要請によるので仕方ないところもあるが
特に校長は今年度で定年退職だから忸怩たる思いだろうな。
そして、生徒たちにとって悔しかっただろうと思うのは
応援団退団式がなかったのではないかということ。

花巻北高は旧制花巻中学からのバンカラの伝統を持つ。
今は応援団幹部だけだが、
我々の頃は一般生徒もボロ学帽に手ぬぐいを腰に下げ、
下駄や足駄を履いて街中を闊歩していた。
全校生徒が応援団に所属し、幹部は選挙で選ばれる。
しかも生徒会執行部より真剣に。
成績優秀で同級生からも尊敬を集める奴しかなれなかった。

母校にとって、入学式より重要なイベントは応援団入団式。
新入生がひとりひとり先輩たちの前で自己紹介する。
ヤジを飛ばし、大騒ぎする先輩たちのを前に壇上で・・・だ。
それが入学後の最初の洗礼となる。
放課後の応援歌練習や、幹部が各教室を回る歌詞指導とともに
花高生になるための通過儀礼だ。
(もしかしたら次年度これも無くなる?)

そして卒業式より重要なイベントが応援団退団式なのだ。
卒業生全員と在校生全員が体育館で対面し、
卒業する応援団幹部OBと在校生の現役幹部の旗振りにより
双方がエールを交わし合う。
いつものエールではなく、お互いに思いつきエールなので大爆笑となる。
笑顔で去る、笑顔で送る、とてもいいイベントだと思う。
そして全員で「花高讃歌」1番2番を歌うのだが、
続けて卒業生たちは、3年間でこの時だけ歌うことができる3番を歌う。

 ああパラダイス花高に 思い出深き三とせ
 桜が丘は永遠に咲け 緑が丘の常盤木よ
 ああ懐かしき学び舎に

歌いながら卒業生たちはここで泣く。
(今はどうかわからないが、我々の頃はそうだった)
この歌で巣立つ覚悟ができるのだ。

今年のコロナ禍で、この退団式がなかったとしたら
それはとても可哀想だな。
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るんびにい美術館でランチ

2020-03-03 | 食べ物・お店
ちょっと前の週末、
ふと思いついてるんびにい美術館内のカフェで
まったりランチをいただいた。


スープ、サラダにパンが先にやってくる。
パンはモチモチでとても美味しい。


今回選んだのはドリア。
前菜も合わせると結構なボリュームで、熱々だ。
チーズの焦げ目が香ばしく(^^)


最後にコーヒーもついてくるのだが、
カップを持ち上げるとソーサーに可愛い花びらが。

ここは障がいを持つ方々が作る美術品が展示され
その作品をベースにした製品が売られている。
絵画も、焼き物もそのクオリティがすごい。
クリエイティビティに脱帽だ。

個人的には、絵画をモチーフにしたボウタイが好み。
欲しいなぁ。
つける予定がないから断念したけど、とてもおしゃれ。
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3月

2020-03-02 | 生活の風景



暖冬ながら、それなりに暗く寒い冬も
3月の声を聞くだけでどこか暖かい気持ちになる。
世間は不穏な話題ばかりで騒がしいが
ちゃんと新しい芽が育ってきていることを発見。
こんな北国でも梅の蕾が割れてきた。
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