風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

「さよならの手口」

2020-03-24 | 読書

時々「タレントでいうとどんな女性がタイプですか?」と聞かれる。
あるいは「女性タレントで好きな人は?」とか。
そんなに真剣にドラマやバラエティーは見ないから
こういう質問はホントに返答に困ることになる。
それに次から次へと新しい役者さんやタレントが生まれてきて
元来あまり顔を覚えられないのに、名前すら満足にわからない。
若い人が覚えられないから、歳相応に鶴田真由さんや田中裕子さんなど
「好みの女性」というより演技が好きな人を挙げていた。
しかしこのところ、
役者でドラマーのシシド・カフカさんが気になりはじめた。

NHKでシシドさんが主役の「葉村晶」ドラマをやっていた。
全て見たわけではないけれど、彼女いいね。
フェミニンではなくクールでニヒル、それでいてデキる。
素の人となりはわからないけれど、
ドラマーとして見ていてもまさにそんな感じの人だ。
「葉村晶」はまさにハマり役じゃないかな。
ってことで、そのシリーズの原作1冊を買って読んでみた。
なるほど主人公とシシドさんのイメージがぴったりだ。

若竹七海さんの本は初めて読んだけど
(ってか普段ミステリーはほとんど読まない)
なかなか重層的なストーリーで意外性もある。
わざとらしい伏線もなく、あとから「そうだったのか」とわかる感じ。
ただし、主人公の推理力は常人離れしていて
こんな人と話をしたら心の中を全て読まれてしまいそう(^^;
かっこいいけどね。

それにしても、コロナウイルスのおかげで本が読めるなぁ(笑)
もうしばらくコロナ禍が続きそうなので、
面白かったからもう数冊読んでみようかな。

「さよならの手口」若竹七海:著 文春文庫
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