風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

広島79年忌

2024-08-06 | 世界・平和

広島に原爆が投下され
大変な地獄絵図になったことを初めて知ったのは
小学校4年生の頃に読んだこの本からだった。
当時の担任の先生に借りて読み、
その後自分でも同じ本を買ってきた。
旧制中学1年生というと
小学校を卒業してまだ数ヶ月の12歳〜13歳。
読んだ当時の私とは3歳しか違わない。
その子達が遭遇した過酷な運命。
ひとりひとりを追いかけたルポは顔写真もついている。
すでに大人っぽい子もいるが総じてまだ幼い表情だ。
その子達が熱戦に焼かれ、放射線に晒された。
全員が投下と同時〜数日で亡くなっている。

「あんなものは人間の上に落としちゃいかんです」
という被爆者の言葉が重い。
また、広島平和記念公園にある原爆慰霊碑の
「安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませぬから」
の言葉も重い。
今、世界はまた核の脅威にさらされている。
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