風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

お化け屋敷

2018-09-11 | 文化


あえて「文化」カテゴリーで(笑)

ここは花巻市内、ホテル花城の向かい側にある
通称「おだびや(御旅屋)」と言われる場所。
花巻の鎮守 鳥谷崎神社の神様が
お祭りの期間中滞在する、いわば別荘だ。
かつては祭り期間中ここにお参りする人が多く、
花巻まつりの中心だった。
敷地が広く、少なくとも私が子どもの頃から
ここには見世物小屋やサーカス、お化け屋敷が
祭りの3日間開かれていた。
どことなく怪しく、妖しい隠微な匂いがする場所で
子どもの頃は大いにそそられたものだった。
今もお化け屋敷が来てるんだねぇ。
拡声器を通した客寄せの声が非日常を演出する。

お化け屋敷といえば
高校時代に文化祭で3年連続お化け屋敷をやった。
初年度はクラス単位の出し物として
2年次、3年次は1年の時の仲間で有志の出し物として。
工事現場からコンパネを借りてきて、
前日から学校へ泊まり込み、徹夜で教室に迷路を作った。
音響を駆使した、当時としては最先端だったと自負している。
3年間続けたお化け役は4人。
みんな自前でファンデーションやら、口紅買ってきて
白い着物を着て、客を大いに怖がらせたものだった。
その4人は、今じゃ2人が医師、ひとりが高校の校長、
そして市議会議長となっている。
それぞれ大活躍だけど、
未だに大なり小なり付き合いがあるのは
友のお化け屋敷をやった仲間だからだと思っている。

今ならあんなこともできた、こんなことも・・・と
新たにいろいろ思いつくんだけど
まぁあの当時のテクノロジーや高校生の限界があるから
現代とな比較できないよね(笑)
でもいまだにお化け屋敷運営を
興味深く思っているワタシがいる(笑)
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