最近、ちょっと調べたいことがあり
図書館へ行って古い本を漁り、借りてきて読んだ。
1975(昭和50)年といえば私は中学3年。
1988(昭和63)年は28歳の頃だ。
本書を見ると、
賢治さんと直接触れ合ったことがある人たちが
まだまだご健在だった由。
なにせ著者自身もこうやって賢治さんの思い出を書いている。
(まぁウチの親父や伯父たちも賢治さんに会ったらしいけど)
その頃、そういう人たちに会って
いろいろ話を聞いておけばよかったとか、
なぜ聞いておかなかったんだろうと今になって思う。
知っていたつもりでも、知らなかった
賢治さんの生き生きした姿がこの両書にはあった。
かなり内容的にはダブっているが
同じことを時間を経てまた再書していると
いろんな角度から見ているようで、
描かれている人の姿が立体的に立ち上がってくる。
面白いなぁ。
どうでもいいことだけど、ゴシップ的な下世話な話題もあり
著者の森荘已池さんはもちろんのこと、
賢治さんまでとても人間的で微笑ましく思える。
なんか最近、亡くなった人のことばかり書いてるな😅