風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

心の中に平和の砦を

2010-03-09 | 世界・平和
先週の土曜日
参加した岩手県教育委員会主催の民族芸能フォーラムにて
ユネスコによる世界無形文化財の趣旨について
ゲストの文化庁研究員の方が「心の中に平和の砦を」と説明した。
世界中の人達がお互いの生活文化や慣習の違いを知り
それを認め合おうという意図が根底にあるとのこと。
素晴らしい。
それこそが世界に平和をもたらす唯一の方法だと思う。
自分達がモノサシ、自国だけが正しいというのは
必ず争いの元になることを歴史が証明している。
他国、他民族を思う心を地道に育てることが
国同士、民族同士の殺し合いを防ぐことに繋がる。

飽食時代の今
イルカや鯨を食べる文化が現代に必要かどうかはともかく、
長い歴史の中で続けられて来た捕鯨やイルカ漁を
他国、他民族がどうこう言うべきではない。
それならば、食べるためでもない闘牛はどうなる?
猟銃を使って野生動物を殺す猟は?
トマトをぶつけ合う祭があると聞くが
植物ならいいのか?

捕鯨技術やイルカ漁の方法については
ユネスコで無形文化財に指定し記録した上で
辞めるという手もある。
映画で告発したり、暴力を振るったりしても
人間同士がいがみ合う結果にしかならない。
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