風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

惜別

2018-06-28 | 風屋日記


まだまだ夢の途中を歩んでいた親しい友人の訃報。
芝居の世界から歌の世界へと転じ、
独り身のままで、いつも明るく笑顔だった。
高校時代同じクラス、同じクラブに所属、
ちょっと変わったヤツだったけれど
仲間だと思っていた同級生たちは多かったと思う。
みんなに愛される存在だった。

岩手に帰ってきたときにはよく会った。
マルカンにも一緒に行った。





TVの「ボキャブラ天国」や「ためしてガッテン」に
コントの役者として出ていた時は
家人とともに「出てるっ!!」と大騒ぎしたものだった。
私の東京勤務時代はライブにも行って
その迫力たっぷり、エンターテイナーの歌を楽しんだ。
同級生たちが集まる場にも参加しては
場の中心になるヤツだった。
のびのび生きつつ、炭水化物を摂らないなど
体には人一倍気を使っていたはずなのに、
そんな彼女がまさかみんなより先に逝くなんて。

5月末にガンが見つかり、6月初めから入院していたとのこと。
早すぎるよ。
こんなことならもっと会っておくんだった。
「そのうち花巻でもライブやりたいねー」
と言っていたし。
「君はちゃんと仕事して、家庭も持って偉いよ」
と言ってくれた言葉が忘れられない。
ひとりで逝くなんて寂しすぎる。
またあの声が聴きたい。

彼女のテーマソング→「Singing The Dream~夢は終わらない~

おーのの夢、続いているよ。
コメント
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