風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

驚きと感動

2012-07-02 | 読書
数週間前にmixiとブログに書いた
「キャパになれなかったカメラマン」の読後感想。
連続して再読するほど没頭して読んだ感想を
2度にわたって書いたのだが、
一昨日なんと著者ご自身から御礼のメールをいただいた。
驚くと同時にちょっと感動。
8年ブログを書いてきてこんなことは初めて。

この本はベトナム戦争をカメラマンとして取材した
著者の思い出の記ではあるけれど
戦場で一体何が起きてるのか
全くニュートラルな立場から書かれた
優れたドキュメンタリーでもある。
昔の話ではない。
シリアやアフガニスタンをはじめ
今も世界のあちこちで殺し合いが続いている。
それに巻き込まれた一般の住民たちが
一体何を感じ、何を体験しているのか、
兵士たちはどんな風に戦闘に臨んでいるのか、
そこに殺し合いを回避するヒントが隠されていると思う。
目を背けてばかりいられない。
現実に今殺されようとしている人達がいるのだから・・・
ということをこの本は教えてくれる。

返事を書きたいが、
たくさん書きたいことがあるので
ちゃんと頭の中で整理し
メールの御礼とともに簡潔に書かなければ。

でもまだちょっと興奮状態(笑)
コメント
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