goo blog サービス終了のお知らせ 

風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

ライブ案内 vol.1

2022-05-03 | 音楽

花巻市役所そばに3月オープンした
CAFE312さんにて、本日19時から開催。
オノマトペルはCMなどでお馴染みの声の横沢ローラと
ピアニスト工藤拓人によるデュオユニット。
花巻では2度目のライブとなる。
オープニングアクトは、これまたデュオで
男女2人のハーモニーが美しい一関セレナーデ。
コロナ感染対策を充分に講じての開催、
ぜひご来場ください。

以下、ローラからのメッセージ。

岩手出身の父を持つボーカルの横沢ローラ、
北海道出身のピアニスト工藤拓人のユニット「オノマトペル」。
 「どんぐりと山猫」のその後の話や、
地元での暮らしを愛する妖怪たちの「百鬼夜行」のお話などを
ジャズやクラシックの要素を取り入れ、曲を作っています。
コロナをきっかけに生まれた2つの物語を基軸に、
既成概念と新しい概念を行き来する
「短編集」のようなコンサートをお届けします。
数々の小説や伝承の物語から作った曲たちと、
飛び出す絵本のようなアルバムや本、
そして水彩画のポストカードなども携えて、
皆様とお会いできるのを楽しみに東京から参ります!
(by横沢ローラ) 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JUJU 「ユーミンをめぐる物語」

2022-04-08 | 音楽

NHK-BSで日曜夜放送されている「カバーズ」が好きだ。
出演者は結構限られているけど、
オリジナルとは違うアレンジで生演奏というのが面白い。
それほど印象に残っていなかった曲が
別なアレンジで、別な人が歌うと突然ハマる曲になったり。
演奏はコンサートなどでもよく見る手練ミュージシャンばかりだし
歌い手も力量が試される番組だね。

で、最近の放送で特に印象に残ったのがJUJU。
子どもの頃からユーミンのファンで、
コンサートのたびに様々カバーしてきたという。
で、とうとう今回ユーミンの曲のカバーアルバムを出した。
しかもプロデュースは松任谷夫妻😅
自分で作り、自分でアレンジした曲を、
アレンジ変えて別な人に歌ってもらうってどんな気持ちなんだろう。
案外面白がっているような気もするのだが。

早速そのアルバムを買った。
しかも初回限定版のDVD付きのやつ。
いいねぇ、とてもいい。
特に気に入ったのはジャジーなバラードになった「卒業写真」。
ドラムのブラシがいい雰囲気を出している。
レゲエとなった「街角のペシミスト」もいい感じ。
そしてラテンのリズムが楽しくなる「DESTINY」。
サルサの味付けがダンスミュージックのようだ。
ボーナストラックの最後の「A HAPPY NEW YEAR」も
ピアノ(しかも松任谷さんが弾いている)だけの伴奏が素敵だ。
どの曲も原曲とは違うジャズコードなどちりばめ、
アルバム全体がおしゃれな感じになっている。
ユーミンファンを公言するJUJUも歌っていて楽しそう。

個人的には「影になって」が気になった。
元々一番好きなアルバム「悲しいほどお天気」に入っている曲で
前からかなりこだわりを持って聴いていたのだが、
原曲より複雑でPOPなアレンジになっているにもかかわらず
歌の良さがが更に際立って聴こえる。
不思議だなぁ。面白いなぁ。
期せずして音楽の面白さにも改めて気付かされたアルバム。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近聴いている曲

2022-03-22 | 音楽
最近、あまりカッコつけずに(^^;
心に染みる歌や思い出の歌など聴いたり
たまに時間見つけてギター弾いて歌ってみたりしている。

ここんとこのお気に入りはビートたけしさんの「浅草キッド」
これはもう歌が上手いとか下手とか、いい声とか悪声とか
そんなレベルを超えてると思うんだ。
泣ける歌。


それから、これは何年も前から気に入った歌で
特にカルメン・マキさんのアレンジが秀逸な「アフリカの月」
西岡恭蔵さんの歌だけど、たくさんの人がカバーしている秀曲。


中学生の頃に買った
ティンパンアレーのアルバム「キャラメルママ」で
南佳孝さんを知り、彼のアルバムで知った「日付変更線」は
東京勤務時代にお世話になったりっきーさんに
「ギター弾くから一緒に歌おうよ」と言われていた曲。
それを果たさないうちにりっきーさんは亡くなってしまったけど
あちらで会ったら約束を果たそうと思っている。


そして最後は名曲中の名曲、玉置さんの「メロディー」
学生時代に行った喫茶店や、一緒にギター弾いて歌った友人たち、
東京時代に知り合った音楽仲間たちを思い出す曲だ。
曲も秀逸なら、玉置さんのボーカルも素晴らしい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春よ来い

2022-02-22 | 音楽

 春よ来い 早く来い
 あるきはじめた みいちゃんが
 赤い鼻緒の じょじょはいて
 おんもへ出たいと 待っている

 春よ来い 早く来い
 おうちのまえの 桃の木の
 蕾もみんな ふくらんで
 はよ咲きたいと 待っている
 (作詞:相馬御風、作曲:弘田龍太郎)

大正12年3月に、雑誌「金の鳥」の発表された童謡。
同年同月には私の父が生まれている。
この「みぃちゃん」、
「歩き始めた」ということは満1歳ちょっと。
親父の1学年上ぐらいだから、お元気ならもう100歳だ。

この歌詞の子が「赤い鼻緒のじょじょ」履いている笑顔が
ちょうどこれぐらいの年齢のうちの下の孫に重なって見える。
いつの時代も変わらない、子の成長を願う家族の愛情。
うちの孫が100歳になる頃、
世界は、社会はどんな風になっているだろう。
私はその時もうこの世界にはいないけれど、
笑顔で幸せに暮らしていて欲しいと願う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CDの魅力、書籍の魅力

2022-01-12 | 音楽
ネット時代ということもあろうが、
コスパや効率ばかりを求める時代ということも恐らくあって
音楽は配信、本は電子ブックという風潮が当たり前になってきた。
でもさ、ホントにそれでいいのかな?
音楽だけあればいい?本の内容さえ読めればいい?

(古いのかもしれないが)ワタシ個人的には
ジャケットデザインがあって、ライナーノーツがあって
ケースから外したメディアをそっとプレーヤーにかける瞬間もまた
音楽の楽しみなのではなかろうかと思うんだ。
かつては買ったばかりのアナログレコードに慎重に針を落とす
そんな行為もまたワクワク感が堪らなかった。
新しいレコードの匂いもいいよね。

例えばEric Claptonの「Lyla」。
例え音楽そのものを知らなくても、ジャケ買いしたくなるデザイン。


レコードジャケットだった頃は
中を開くとレコーディング中のメンバーの楽しそうな写真が
これでもかというほど散らばっていた。
音楽聴く前でも、その写真見てるだけで楽しさが伝わってきた。
「音楽って、みんなで楽しむものだな」と感じたのは
もしかしたらこのジャケットを見てからだったかも知れない。



これは、ワタシが持っている本の中で一番気に入っている装幀。
安西水丸さんのファンで、ほとんどの本を持っていたから
もしこの装幀じゃなくても買っていたかも知れないが
実際には、この本は、中身半分、装幀半分の魅力で買ったもの。

本作りが仕事なので、余計にそう思うのかも知れないが
装幀やページレイアウト、紙、書体、帯、スピンに至るまで
細部にわたって神経を使いながら本は作られていく。
中身も併せ、それら全てでその本の魅力は構成されている。
「装幀買い」というのもまた編集者にとっては嬉しい言葉だ。
それだけのこだわりがあって初めて本。
電子ブックによるコンテンツだけというのは魅力半減だ。

音楽も本も、その手触りがあってこそ。
だから現代の風潮には少々がっかりしている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2人のクリスマス

2021-12-26 | 音楽
2人だけのクリスマス 灯り落としたテーブル
子どもたちも巣立って 静かな雪の夜

前に揃いのワイングラス 昔2人で買ったよね
埃払って出してみた 久しぶりだね

雪が降る 雪が降る 家の窓辺に
Silent night, holy night 君にMerry Cristmas


ひとつ覚えのクリスマスソング 子どもたち小さい頃
ケーキやおもちゃを前にして 皆で歌ったよね

雪が降る 雪が降る 家の屋根の上に
Silent night, holy night 君にMerry Cristmas

雪が降る 雪が降る 暗い森の上に
Silent night, holy night 君にMerry Cristmas

        (Lyrics & Music by 風屋 2006年)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イーハトーブ音楽祭2021

2021-12-11 | 音楽

明日開催。
お楽しみください(^^)

でもワタシは夕方から神楽へ(^^;
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歌詞の意味の深さ、肌感

2021-12-06 | 音楽

↑は作詞:岡本おさみ、作曲:吉田拓郎、歌:猫の
「地下鉄に乗って」1972年の曲だ。
この歌を私が知ったのは翌年、中学1年生だった。
「地下鉄」「赤坂見附」「新宿」という言葉が持つ都会の香り。
フォークというよりボサノバのようなアーバンな曲調。
ようやく小学生という子ども時代を抜け出し
大人の世界を垣間見たくて背伸びしていた13歳には眩しかった。
「赤坂見附」「新宿」を通るのは
丸の内線という地下鉄だと東京の地図を調べてわかった。
それから6年後、大学入学で上京した私が
丸の内線沿線に住んで通学に使ったのもこの曲の影響があった。

でもね、当時は単にカップルが地下鉄に乗っている状況を
多少面白おかしく歌詞にしただけという認識しかなかったんだ。
今聞いてみると・・・深いね。
2人の関係や将来への不安と期待がメタファーになっている。
そういうことが理解できるようになったのも、
歳とともに、私もいろいろ経験してきたからなんだろうね。



ご存知、作詞:喜多條忠、作曲:南こうせつの「神田川」
これは1973年の曲で、中1の私はリアルタイムで聴いていたし
さっそく手にしたばかりのギターで弾いてみたりした。
でもなんか暗くて、貧乏臭くて(笑)好きな歌ってほどじゃなかった。
かぐや姫の曲は、どちらかというと伊勢正三さんが好きで
(この動画にも出てきてるよね)
彼が作った「置手紙」や「なごり雪」「22才の別れ」、
そしてかぐや姫解散後に作ったユニット風をよく聴いていた。
(風は伊勢さんと猫の大久保さんのデュオ)
「神田川」のタイトルから、歌詞の舞台は神田だと思っていたが
実際には早稲田大学に通っていた喜多條さんの思い出だから
早稲田界隈が舞台なのだと後で知った。

それから数年経ち、東京での学生生活で
私はまさに神田川の歌詞のような生活をしていた。
3畳一間が6畳一間になっただけで
あとは自分の生活をそのまま歌われている感覚。
この歳になると、もう戻ってこない思い出の光景が蘇る。
「神田川」と同時期の思い出を歌った「赤ちょうちん」も
そしてその後日談のような、野口五郎さんの「風の駅」もまた
そのまま自分の思い出につながってくる。


猫や風で活躍した大久保さんも
「神田川」や「風の駅」作詞の喜多條さんも、
もうこの世にはいない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イーハトーブ音楽祭2021

2021-11-27 | 音楽

徐々にコロナ禍からいろんなことが脱してきている。
2年続けて夏のイベントを中止にしてきたイーハトーブ音楽祭も
昨年に続き冬開催となる。
もちろん今後の感染の広がり状況次第だが
やっぱりこうやってイベントが行われると嬉しい。
音楽は生活に必要。
人はパンのみにて生きるにあらず。
No music, no life.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の1曲

2021-10-08 | 音楽
かつて、秋といえばジム・ホールの「アランフェス」だった。


今でもこのギターの音を聴くと
20歳の頃のあの高円寺の古く狭いアパートの部屋を思い出す。
自分で淹れたコーヒーや、安いサントリーホワイトの水割りを手に
何度このレコードを聴いたことか。
しかもそれは大抵秋の記憶なのだった。

あれから40年。
年齢を重ねるごとに
だんだんラテン音楽に嗜好が向いてきた気がする。
以前からボサノバが好きで、
アントニオ・カルロス・ジョビンやジョアン・ジルベルトなど、
あるいはロックならサンタナなどもCDで聴いていたのだが、
15年ほど前にブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブを聴き、
映画も見てすっかり虜になってしまった。


この怪しげな爺さんたちの色気はどうだ。
特にボーカルのイブライム・フェレールがかっこいい。
こんな爺になりたいなぁ。
この人たちを知ってから、キューバに行ってみたくて仕方ない。
TVの旅番組でキューバが取り上げられた時は見逃さない。
(特に「異郷の駅前食堂」は時々キューバ特集を放送する)

暑い国の音楽なのに
秋のイメージで聴くことが多いのは、
どこか物悲しいコード進行とメロディのせいだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私たちの望むものは

2021-09-21 | 音楽


かつてフォークの神様と言われた岡林信康さん。
実際に活動していたのは数年だったんだねぇ。
はっぴいえんどをバックに従えたライブ映像に興味津々。
茂さんのギターがいかにもの音。
でも後のトレードマークだったストラトじゃなかったんだね。


岡林さんのアルバムは中学生の頃にレコードで買った。
有名な「山谷ブルース」「友よ」
「チューリップのアップリケ」とともにこの曲も入っていた。
レコードを聞くまで知らない曲だったのに
出だしの「私たちの望むものは〜」の繰り返しが
やたらと耳について離れなかった。

私たちの望むものは・・・
自民党総裁選挙のニュースばかり目につく昨今。
私たちが望んでいるのはイデオロギーや押し出しの強さじゃない。
右でも左でも良い。
ひとりひとりの命を大切に思ってくれる社会。
弱者に寄り添う社会。
辛くて泣く人がいない社会。

 私たちの望むものは
 社会のための私ではなく
 私たちの望むものは
 私たちのための社会なのだ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花巻の風 vol.8

2021-09-20 | 音楽

週刊金曜日に月一度連載の「花巻の風」。
9/17号では花巻リズムヤンガーを取り上げた。
実は日本で一番歴史あるアマチュア社会人ビッグバンド。
75周年記念コンサートは来年になってしまったし、
いわてジャズも延期になったりして、
コロナ禍で出演は激減してしまっているが、
それでも真剣に、でも明るく音楽に取り組むメンバーたち。
そんなバンドをルポした。
全国の書店で販売中。
ぜひご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楽器

2021-09-08 | 音楽


ARIAPROIIの廉価版ブランドBLITZの335モデルを今春いただいた。



それ用のエフェクターとして
中古屋でROLANDのME-25を見つけて格安で購入した。

アンプは1度中古屋でLINE6を(めちゃ安で)買ってみたけど
イマイチだったので売っぱらおうかなと。
とりあえず当面はROLANDのMOBILE CUBEがあるから
それを使える。



あとはのんびりメルカリチェックしながら
ROLAND JC-22を狙ってみたい。

仕事が混んでて
楽器触る時間を全然見つけられてないけど(^^;
カッティングやジャズっぽい弾き方上手くなりたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

晩夏

2021-08-21 | 音楽

荒井由美としては最後の曲。
独身最後のアルバム「14番目の月」のラストナンバーになっている。
大好きな歌だし、今の季節にぴったりだ。
過去はもう過去でしかなく、今夕暮れに佇む。

私ももう人生の晩夏(ってか晩秋か?😅)。
静かに曲に耳を傾けよう。
今日で61歳。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シチュエーションにより、選ぶ音楽は違う

2021-06-21 | 音楽
先週スマホを買い換えた。
昨年メインPCも買い換えて、そのmusicアプリが空だし、
この際だからストレージ内の音楽も整理しようと編集してみた。

月イチで東京出張に行っていた頃は
電車での移動中やブレイク中は音楽を聴いていたのだが
コロナ禍で歩いたり電車に乗ったりがほとんど無くなったので
スマホの音楽を聴くのはもっぱら車内。
すると、ストレージに入れる音楽ジャンルも変わってくる。

イヤホンで聴くときは耳に優しいものが多かった。
ジャズピアノやAOR、ユーミン、ボサノバにキューバ音楽など。
しかし今回、車を運転しながら聴くことをイメージして入れたのは




もちろんS&Gやカーペンターズみたいに
(私的に)イージーリスニング的なものも入っているけど
どちらかというと口ずさめる日本語の歌ものが多い。
あるいはChar、はっぴいえんどに
スクショでは表示し切れていないがサンタナ、サウストゥサウスなど
ロック系のバンドものも入っている。

周囲に不特定多数の人がいるところでは
まさか口ずさむわけにはいかないし
電車を乗り換えたり、歩いたり、周囲への気配りが必要だから
そんなに音楽を傾聴するわけにもいかない。
一方で車の運転は(確かに周囲への気配りも必要だけど)
密室に大抵ひとりだから歌えるし、リズムも取れる。

シチュエーションによって聴く音楽も変わるんだねぇ
・・・という気づき。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする