吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

令和四年(2022)梅雨真っ盛りの六月の私詠十五句の記

2022年07月02日 | Weblog

1)庭先のたわわな桑の木と桑の実競う留鳥たちとオナガ:

  

     庭先に何本かの桑の木がある。緑葉をたわわに揺らす桑の細枝に桑の実が熟してなる。朝 日が昇るとすぐ、ヒヨドリやオナガが飛来する。目当ては 赤黒く熟す桑の実。その競争や協奏を (2022)6月17日の 弊ブログで記事(紹介)にした。そこで、拙い私の詠句を 五句:

 

  ・尾長鳥 喚いて揺らす 桑実の葉  ・ダミ声で 桑の実占拠 オナガかな  ・オナガ見て ネクタイ        正す セキレイよ  ・桑の実は 昼はヒヨドリ 朝オナガ  ・短夜や 起きろ起きろと 鳴くオナガ

 

2)梅雨晴間(6/1)の旧中山道秩父路の道の駅巡り(ドライブ):

 

    2022年6月1日(水)は、前日の梅雨前線の悪戯大雨の翌日で 文字どおりの梅雨の晴間。五月晴れ。近くに住む長女夫婦の誘いと迎えで 予定の朝8時、長女夫君 運転のクルマに乗る。傘寿あたりの私たち夫婦と50代前半の長女夫婦の4人。きょう(6/1)は、関越の川越・高坂あたりを経由、嵐山・花園から小川秩父などの道の駅巡りドライブ。そこでの詠句を五句:

  

 ・道の駅 巡るドライブ 梅雨晴間  ・秩父路や 山の麓の エゴの花  ・和紙知らず 紙漉き知らず       和紙の里  ・花園で 春の残りや 香り薔薇  ・見晴らしの 丘より眺む 三国山

 

3)熱中症 避ける家居の梅雨だるの日々:

  

   2022年6月27日(月)、気象庁が 関東甲信や東海と九州南部の梅雨明けを発表。翌28日 その他西日本や北陸地域の梅雨明けも発表した。日本全国、史上最短の梅雨期、早い梅雨明けだという。上空偏西風の蛇行や太平洋南東からのラニーニャ現象による海面暖水面の北上や太平洋高気圧の北への張り出しなどだという。地球温暖化によるという40℃超の猛暑に家居の日々。

 

 ・梅雨だるの ワクチン予約 先延し  ・父の日や 風に吹かれて 傘寿なる  ・コロナ禍の 自粛の       日々や 梅雨籠  ・短夜や レム睡眠で 寝て起きて  ・猛暑日や 六日つづきの 家居かな

   ※ 読者の皆さんへ;  暑中 お見舞い申し上げます。 (  2022年 7月2日 )

 

 

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梅雨~初夏の街の白花と里山麓の白い花々!

2022年07月01日 | Weblog

2022年6月は 梅雨期。時々の雷豪雨や大雨はあったが、この六月は 雨の印象が薄く 晴れ”猛暑”の印象で終わった。6月30日は 北海道を除く日本全国で”梅雨最短”で梅雨明ける。関東東京は、35°C以上の"猛暑日" 6日連続で 六月を終わる。

梅・桃からサクラ(桜花)薔薇などの春の後の六月。色とりどりの春の花々の終りと思うと さにあらず、白いサルスベリやハクモクレン(白木蓮)やナツツバキ(夏椿)などとユキヤナギやアベリアなどの白い花々が街や里に初夏の涼しさを届ける。

里山の麓の方に目をやれば、白い花のミモザ(ニセアカシヤ)やコブシ(辛夷)やヤマボウシ(山法師)などが初夏の緑をバックに”白"を演出する。その山の麓に、花なのか葉なのか区別がつかない”白" を見せるマタタビがある。樹木に絡みついたり乗ったりして葉を白くしている。

マタタビは、葉っぱ全体を白や白っぽくして 白い花に似せているが、このマタタビの近くや横に 葉の半分を白くして”白っぽく”演出する半夏生(半化粧)も目立つ。万緑ゆたかな ふる里の里山の麓を”真っ白く”波打つように競演(出)するマタタビとハンゲショウ(半夏生)に、目を細める。明日(2022)は、半夏生。タコのかわりに ”うどん”にしよう!

コメント (2)
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