世界(全体)の新型コロナウイルス感染者が、１億人を超えた(2021年1月26日累計)。同死者も200万人を大きく超え215万人になった。1億人と云えば、日本やフィリピンの総人口規模。ベトナム、メキシコやエジプトなどの総人口も1億人前後。これらの国全体の人口それぞれが、全国民コロナ感染をしたという規模に、震えがくる。
加えてコロナウイルスの感染症で亡くなった人々が、世界全体で215万人。200万人を前後する人口規模はどのくらいかといえば、日本の県規模でみると新潟県、長野県や岐阜県あたり１県の人口になるが、市規模でみると札幌市や名古屋市の人口規模でもある。このような地域に住んでいる人々全市民や県民が、コロナで死亡したことになるとは、そら恐ろしい。
世界の全新型コロナウイルス感染者数１億人(1月26日現在）を大きく支えている(?)国は、アメリカ合衆国だ。同時期までのアメリカの感染者数は2,540万人、死者は42万人を超える。人口10万人当り7,700人を超える感染者(死者は人口10万人当り130人にもなる)、人口1,000人当り77人も死んでいるのだ（世界全体平均は、人口10万人当り1,300人/ 死者28人）。
アメリカについで多くの感染者を出しているのがインド(1,070万人/ 人口10万人当り780人)で、つぎがブラジル(887万人/ 人口10万人当り4,200人）。これら3ヵ国で全世界の感染者(1億人)の45％(4,497万人/ 死者80万人)を占める。つぎに多くの感染者を出しているのがブラジルを含む南アメリカ5ヵ国で合計1,456万人(死者37.5万人）と、この南アメリカ5ヵ国と同じ位を占めているのがイギリス、ドイツを含むヨーロッパ5ヵ国で、1,423万人(死者37万人）だ。
幸いにもわが国日本の同時期のコロナ感染者は、全国計で37万人(死者5,300人)。人口10万人当りにしても感染者300人死者4.25人と、世界平均(1,300人/ 死者28人)を大きく下廻る。にもかかわらず、このところの東京都の感染者の拡大には心を痛める。感染者総数の95,600人超え(1/26)は、人口10万人当りにすると720人超え(死者6人超)となる。
このところの東京都の週平均感染者数(1/8,1812→1/26,1045人)が緊急事態宣言後漸減しているとはいえ、大阪府や北海道の死者数の増加ならびに緊急事態宣言発出地域や東京都の病床率(2,847人/4,000床)71％や重症者病床率(148人/250床)59%の高さや自宅療養者(7,500人)や入院等調整中者(5,540人)の多大さに驚愕している。在宅自粛およびマスク着用や手洗いや3密回避などの生活変容は、ずっと続きそうだ。ガンバロウ！
