吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

初冬の上野公園は、ミイラ展(国立科学博物館)観賞の記

2019年12月19日 | Weblog
冬の師走というのに、今日は特別の高気温だという。17~8℃なる暖かさの上野公園。黄葉もみじの残りを期待していたが、落葉を過ぎ枯木に枯れ枝。ところどころの黄葉真っ盛りの大銀杏が、心を癒してくれる。駅を出て間もなく、国立科学博物館ミイラ展に入る。


大した期待もなく、入館。中に入ると想像以上に混雑。老若男女、やや中高年の方々が多いようだが、小さなお子さんも散見される。まずは、インカやアンデスのミイラ展示室。引き続いて、エジプト・ミイラやヨーロッパのそれ。オセアニアや中国などのミイラ展から,日本のいわゆる即身仏ミイラ展を観賞。


ミイラそのものへの興味やミイラについての知識もない自分が、何がどうのという資格はないが、ミイラといったらやはりアンデスやインカのそれだと思う。高地だからか、気候のせいか、時代や文化のせいか知らないが、エジプトやヨーロッパのミイラは、別の世界のような気がする。もちろん、日本の即身仏も同様。


ミイラ展をあと、公園内を散策。春の桜花や紅葉真っ盛りの公園と違い、見るものの色気もない。ただ、自然の四季の移ろいや巨木や枯れ木の姿を観賞するのも大変気持ちが休まっていい。自然や四季を鑑賞する機会が得られ、貴重な一日になりました。枯木、枯枝や裸木に感謝。

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