9月9日は、五節句(節供)のひとつ「重陽の節句」。1月1日に代えての1月7日「人日の節句」3月3日「上巳(桃)の節句」5月5日「端午の節句」7月7日「七夕の節句」につづく9月9日の「重陽の節句」。季節の節目となる暦生活行事ゆえに「節供」といわれるが、旧暦から新暦に生活が移って少々、実際の季節とズレがみられるようになった現在。
五節句の暦月日は、すべて”奇数”(陰陽の陽)重なりなのだが、とくに最後の陽(天)の重なりの9月9日が「重陽」の節句となったという。どちらかというと、一年で”最も縁起のよい"日の重陽の節句だが、他の五(四)節句(人日の七草、上巳の桃、端午の菖蒲や鯉幟、七夕のたなばた)に比べ、菊の節句は印象が薄い。
一年で”最も縁起がよい”重陽の9月9日(2021)なのだが、9月12日(期限)までの第5波緊急事態宣言が9月30日まで延長されるとの告知。2021年9月9日時点の世界(全体)の新型コロナウイルス感染者(累計)数は、2億2,200万人同死者460万人。日本(全国)の累計感染者総数160万人同死者1万6,500人。
人口10万人当りにしてみると、(累計)感染者 世界平均2,880人(5/11:2,060人)同死者60人(5/11:43人)に対し、日本の(累計)感染者は人口10万人当り 1,290人(5/11:530人)同死者13人(5/11:9人)。日本(全国)平均は、この4ヵ月感染者数2.43倍、同死者数1.44倍と 世界(全体)平均の感染者数1.40倍、死者数1.40倍を上回って、感染拡大している。
このところ(2021年8月~9月上旬)の東京や首都圏3県および大阪や名古屋方面の感染者増加を、ただ人流の増加やデルタ株のまん延拡大や緊急事態宣言の延長告知などを言って過ごしている無為を改めなければならない。重陽の節句が、重陰の節句にならないよう施策を改編執行しなければならない。
もう”栗の季節”か!季節感をこれまた忘れています。
My Blogへコメントありがとう・・Byオグリ
コロナがしばらく収まりそうもありませんが、
収まったら、お会いしたいですね。それまで、
ご自愛専一に。(KY)