吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

この夏、勉強できる環境を子どもたちに!

2011年07月09日 | Weblog
この4月からの一学期、学校がない、家がなかった多くの子どもたち。東日本大震災津波は、子どもたちの勉強や学習環境を奪った。遊んだり、運動したりする環境も奪った。学校や運動場が使えなくなった。

避難所で暮らすお年寄りの健康が心配された。赤ちゃんを持つお母さんの気苦労は想像以上だ。ダンボールで仕切られた避難所のお隣さん同士の気遣いも、大変なストレスになっている。学校に通う子供たちだって、学校そのものが勉強に集中できる環境でない。

早いもので、あれ(311)から4か月一年の3分の1が過ぎた。被災避難されている方々の家族生活の再建も見えない。子どもたちのふつうの生活が戻らない。あと1週間もすれば、夏休みだ。一日中避難所で過ごすこともシンドイ。近くに補習したり、読書したりできる学校や図書館もない。

海水浴やハダカでの水遊びをする場所も見当たらない。土ぼこりをあげてサッカーや野球などをする場所もない。夏休みの宿題をしたり、勉強の補習や強化をしたくても、机や場所がない。少しは集中して勉強したいと思うが、そのような環境を避難所に求めることはゼイタクかもしれない。自分勝手だとお叱りをうけそうだ。

被災地の子どもたちに思いを寄せる。遠くにいて、支援物資や義援金ぐらいをささやかにして、”何かしている風”を装うことぐらいしかできない自分がナサケナイが、この地の子どもたちがたくましくこの恵まれない環境を克服して行ってくれることを願う。ガンバッテ、たくましく育ってください。
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