暦では 長くなく”小月”(30日) の長月(九月) だが、9月は 雨も長く(秋霖)、暦も忙しい。9月1日は 二百十日。この日から 二百二十日(9/11) 辺りまでが (大型)台風
シーズン。稲の開花期や農作物の稔り期で 農家が”お天気”の荒れや暴れを甚く気遣う時季。お天気(白露)にも 暦(重陽)にも、とにかく忙しい。
きょう(新暦9/15)は 旧暦八朔( 8月1日) ”老人の日"。きょう(9/15) から21日までが” 老人週間”。中日の9月18日(旧8/4) が「敬老の日」。”お年寄り”のわれわれが”敬われる”日。ただ 長く生きて来たことだけで、”敬われる”のだから有難い。
この 老人週間が終わる前日(9/20)の彼岸入りからが ”お彼岸”。お彼岸の中日(9/22)が「秋分の日」で 9月26日が ”彼岸明け”となる。彼岸明け(旧8/12)から三日後(旧8/15)に ”十五夜”(望月) を迎える。
太陰暦の七月を初秋、八月を仲秋、九月を晩秋とする四季のこの三カ月が いわゆる”秋季”。この中日(旧8/15) が ”十五夜” (新暦9月29日)となる。とにかく、9月1日( 二百十日) から9月末(9/29)までの晩秋月は、文字通り忙しい”長月”なのだ。