吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

まずは、原発廃炉、原発デブリの処理および処理汚染水の放出などの研究開発を!

2019年09月26日 | Weblog
いま、福島原発デブリの処理汚染水の希釈、海洋への放出の是非問題が大きくなっている。処理汚染水は、超微々にして薄い濃度のトリチウムだというが、人々の疑いや不安が大きい。風評被害などの恐れ云々をこえた問題だ。いま、海の向こうのニューヨーク(国連)では、地球環境保全サミット以上に、16歳のスエーデン女子の「大人たちの地球環境保全に対する無為無策非難」の訴え運動が、大きなインパクトになっている。



トリチウムやその他何かは知らない放射性物質なども、昔から自然界にあるもので且つ”微量”レベルなのでほとんど問題にならないという。問題ありと訴求されてきた遺伝子組み換えの大豆やトウモロコシも、この50年100年近く食べ続けてきて”何の問題や健康被害もでていない”のだから問題ないと言っているのと同じ。50年100年問題なくても、51年101年目に問題が起こらないとは言えない経験や疫学や科学だから、不安なのだというのに。


「医学や科学は、健康を証明したり約束したりはできない」と閑話した私のブログ(2019年6月28日)ではあるが、恐れ多くも”科学”を否定してのブログではない。日々、健康を志向して暮らしている。それでも尚、AIや科学に全幅の信頼を寄せてはいない。AIの万能ロボット化やこの宇宙のすべてを説明できる科学の進歩に会ったとしても、科学の限界を感じている。疑いと不安が残る。


20世紀から21世紀への半世紀から一世紀の科学や文明と技術の進歩は、超すごいと思う。技術革新や進歩のスピードや大きさは、自分の暮らしや思いを大きく超える。工業化につづくITやデジタルの進歩革新やネット通信など情報社会化の発展は凄まじい。エネルギーや生活便利の発展が、われわれの生活スタイルを大きく変えている。このような科学や技術の革新力を、ただいま問題になっている原発廃炉代替や原発デブリ処理や汚染物(水)などの処理技術やそのための科学にし、その研究開発を加速させてほしいと願う。
コメント
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