吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

アマゾンのホール・フーズ・マーケット買収雑考

2017年06月18日 | Weblog
2017(H27)年6月17日(土)の早朝、わたしには大きいニュース・イン。米ネット通販大手のアマゾン・ドット・コムが、あのナチュラル・フレッシュ・フーズのチェーン・スーパー マーケットのホール・フーズ・マーケットを買収することになったという。

買収額約1.5 兆円(137億ドル)にもオドロキだが、近年食品販売にまで取扱い分野を広げているとはいえ、あのネット商取引大手のアマゾンが、ナチュラルやフレッシュをコンセプトにする店舗(スーパー)販売大手のホール・フーズを買収するのだ。近年のアメリカにおけるオーガニックやNon-GMOに対する社会動向を睨んでのことだろうか。

日本のスーパーマーケット事業者や一般の旅行客でさえ参考にするホール・フーズの店舗づくりや品揃え。全米やカナダその他に300店舗近くを展開する大手チェーン・フーズ・スーパー マーケット。アマゾンは、あまり思惑どおりに進んでいない食料品流通販売テコ入れだけが目的ではあるまい。ホール・フーズ マーケットの”ナチュラル&フレッシュ”コンセプトを取り入れようとするからであろう。

依然社会傾向にある日本のナチュラル、オーガニック、フレッシュ、非遺伝子組み換えや添加物ナシなどだが、実はこの傾向最近は米国やカナダあたりでつよい。ベジタリアンやサステナビリティなどと悠長に構えているわけにはいかないのかも知れない(添付写真上は、筆者訪米の2010年3月のホール・フーズ マーケットLA)。
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