吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

反対や対岸を見ることが大事

2015年06月12日 | Weblog
何かをみたり理解しようとするとき、対象を直視しじっくり見ることは大事だと思う。じっくり十分みたようで、見逃したり見てなかったりすることもある。トシのせいか、さっき見たことをもう忘れたりもする。仕方がないので、ゆっくり見たり 見直したりすることに努めている。

一年半ほど前より俳句を始めたが、何かを見たり感じたりしてもすぐ発句できない。自由律でも季重なりでも何でもいいと言い聞かせても、詠句できない。なかなか思いつかないときは、思い切り”いま見たり思ったりしたこと”から離れるようにしている。これが意外に効果するので、「ヨシザワ詠句10訓」として掲げる。

①遠くを眺め、足元をみて→一句。
②自分がいて、周りをみて→一句。
③街をみて、自分をみて→一句。
④他人をみて、自分をみて→一句。
⑤生きものをみて、周り(環境)をみて→一句。
⑥ちょっと見て、ゆっくり見て→一句。
⑦何かをみて、何かを感じて→一句。
⑧写真を見て、イメージを膨らませて→一句。
⑨汗するをみて、怠けるをみて→一句。
⑩天をみて、地をみて→一句。

何をするにも、何を考えるにも、逆や反対のことや対岸のことを思慮することが大事だと思う。もう一度”いま思ったり、できたりしたこと”を見直してみることで、大事な自分の”見逃し”が見つかるかもしれない。自戒する。
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