吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

『第三の・・・』コンセプトの時代社会的受容性

2013年03月05日 | Weblog
第三のビールが売れているという。ビールではないビールだ。麦芽やホップなどは使っていないのだが、少し前の発泡酒でもないという。発泡酒+アルコールらしいビール風味のリキュールのようなものらしいが、わたしはまだトライしていない。時代オクレなのだ。

この「第三の何々」は、昔からよく使われている言葉だ。いまより4~50年前ごろは、よく「第三の男」(映画)をみたりしたが、第三の新人などと言われた作家や小説家などの作品も結構はやっていた。戦後の文壇人とは、少々違うキャラクターやコンセプトを持った人たちが、人気を得ていた。

「第三の・・・」というと、マイナーやニッチなコンセプトや世界をイメージするかも知れないが、結構いままでの考え方や世界と違った新しいことや予想外なことなど、革新の芽みたいなものが多い。第三のビールなど第三のブランドではないのだ。新酒(種)なのだ。

最近だと、第三極や第三勢力などマンネリ化した2大政党の間に入って、”二大”へのチェック機能を果たそうということだろうが、”おらが村をつくりたい”や”おらがお山の大将になりたい”などでは、大変困る。

せめて、311原発事故復興計画の第三の移住地づくりや戦争内紛難民の第三国定住化サポートなどの「第三の・・・」を早期にすすめてほしい。
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