吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

わたしをバラの香りへ誘った”バラ”3品

2012年08月20日 | Weblog
8月19日(日)東京新聞のサンデー版特集は”豆乳”だ。大変わかりやすく大図解特集をしてくれている。まことに多謝だ。わたしのシゴトの大半は、この”豆乳”だが、一週間に一日分ぐらいは”バラ”にかかわる。バラの香りを探求し広めるシゴトをして、3年ほどになる。

キッカケというか動機は、2005年1月14日成人の日ならぬ”バラの日”。たまたま、バラの季節でもないバラの日に友人蓬田勝之さんと居酒屋ビールした日がその日だ。元資生堂の彼(著書『薔薇のパルファム』求龍堂)は、四半世紀以上も”バラの香り”を研究していた。別の友人に頼まれて「バラの香り」の事業化を考えていたわたしは、ビールの勢いで”この件”を相談したのだった。彼を冠にした「蓬田バラの香り研究所」を設立したオリジンだ。

イブピアッチェ
蓬田さんの香りの支柱はティローズエレメントだが、結構ダマスク系の芍薬咲のアカピンク大輪バラ「イブピアッチェ」(丸弁カップ咲)のような花を好んでいたようだ。バラ音痴のわたしは、優雅なこのバラにも魅せられたが、第13回国際バラとガーデニングショウをきっかけにお会いした浅岡正玄さんのバラ園で対面した「オーバーナイトセンセーション」が、より私の背中を押した。その場でいただいた”ローズウォーター”の、そのやさしい香りとのど越しが印象的だった。

オーバーナイトセンセーション
その国際バラとガーデニングショウで紹介された京成バラ園芸の「薫乃」は、その後のモダーンローズの香りを広める私の方向を変えた。2005年JRCのバラの香り部門で金賞に輝いた京成バラ園芸のこの「薫乃」の繊細でやさしい香りに魅了された。淡いクリームピンクの花もいい。後日、ご縁を得てこのバラの香りを再現した香り製品KAORUNO(オードトワレ、練り香水、ハンドクリーム)をつくることになった。

薫乃
2012年春のバラ・シーズンを経て、さらに身近になりそうな”バラの香り”だが、趣味興味とシゴトの調整に悩むこの頃だ。どのような施策を発信したら、広くバラやバラの香りへの人々の関心が高まるか、問う施策を提示することを考えている2012年8月20日です。
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