吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

万物の命の元、”水”・・・この夏は水を飲もう!

2011年06月06日 | Weblog
東日本大震災と福島第一原子力発電所事故災害が教えた”水”の大切さ。いまさらの感もあろう。電気、ガス、水道などのライフラインの崩壊時、真っ先に人々が求めたものは”水”だ。料理や家事や洗濯など生活に欠かせない水だが、何といっても飲料水が”いのち”だ。

この夏多くの人々が心配しているのは、暑さと電力不足。エアコンなどの電力使用レベルを下げなければならない生活やスーパークールビズばかりが騒がれているが、酷暑炎天下での熱中症への対処も大変心配される。2000年代に入り、なぜか急増加傾向の熱中症(日本)だからだ。毎年、熱中症で死亡する人が500~1000人もいる。お年寄りや赤ちゃんが多いが、若い人や中年の人の熱中症での死亡も多い。

熱中症への対策の基本は、水すなわち水分の摂取。お水をこまめに摂ることだ。ビールやジュースではない。おいしい水が一番なのだ。人のカラダの約60%は、水で構成されているといわれる。夜寝ていても、昼間動かないでいても、人のカラダから”水”が放出されている。汗や尿などで失われるカラダからの水は、一日平均2.5リッターもある。2.5リッターの水分を補って、”維持”なのだ。

日々の食事(3食やおやつ)から摂取できる水分は、約1~1.5リッター。飲み水で1.5リッターほど摂らなければならない。夏の暑さや水分補給を考えれば、 2リッター前後の水を飲むことが”目安”だ。コップにして、10杯程度の夏一日の飲料水になろう。500mlのペットボトルで4本、350mlのペットボトルだと6本ということになる。

この水を市販のペットボトルのミネラルウォーターで買って飲むと一日約500円ぐらいになる。配達されるガロンボトル水で考えても、200円近くになる。いのちのインフラコストとはいえ、結構家計を圧迫する。東京都などのおいしく安い水道の水をおいしく飲むことがいい。

そのような賢い水の飲み方がトレンドになりそうなこの夏の予感。2010年、わたしは水道の水を安全においしく飲んでいただくシゴトにかかわるようになった。311や福島が動機ではないが、同期したことは何かのめぐり合わせだと甘受している。
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